7月:北軽井沢の気温と服装、キャンプに必要な装備などまとめ(2022年版)

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キャンプ場スタッフのつぐつぐです。

7月のキャンプで心構えしてほしいこと、天候や服装についてまとめました。

7月の天気

七夕や海の日、本格的な夏がやってくる7月。北軽井沢の夏は、梅雨明けまで少し蒸し暑く、梅雨が明けカラッとした暑さの8月、お盆過ぎればもう秋の姿が見え隠れ…あっという間に過ぎていきます。

予報にないゲリラ豪雨・雷があったり、ときどき台風が近づいたり…すごしやすい気温になる代わりに天候には注意が必要な季節です。


▲ 2018年7月29日、台風通過後の森の様子

ゲリラ豪雨

7月は、ゲリラ豪雨や夕立はいつ起きてもおかしくないと思っていてください。空が暗くなり、冷たい風が吹いて遠くでゴロゴロ聞こえたら、豪雨&雷がやってくる合図

雨が降っていなくても(たとえ青空でも!)外出・就寝する際は、以下にご注意を。

  • 窓を開けっぱなしにしない(テントのメッシュ部分も閉める)
  • ハンモックやチェアなど濡らしたくないものは取り込んでおく
  • 戸締りをしっかりする(テントの入り口部分は水が溜まらないように閉めてください)
  • 張り綱は全部張る、タープに水が溜まらないように傾斜をつける

レインコート、長靴、カサ、サンダル、多めの着替えなどあらかじめ準備しておくといいかもしれません。また、雨が降ると「泥はね」でテントが汚れるのでよごれてもいいタオルなども忘れずに。


▲ 2017年7月1日、ゲリラ豪雨の様子

簡易タープ(ワンタッチタープ)は強い雨や強風に弱いです。悪天候時は小さくたたむなど対策が必要になるので持参予定の方はご注意ください。※壊れたタープやテントなど、指定のゴミ袋に入らないものは場内のゴミステーションでは捨てられません(お持ち帰りくださいね)

▼ 雨対策についてはこちらの記事をチェック!

雷の音が近いときは、建物の中、車の中へ避難してください。まれに短時間の停電がおきます。お気づきのこと、困ったことなどは巡回中のスタッフへお声かけいただくか、緊急連絡先へ連絡ください。

参考:日本キャンプ協会「キャンプでの雷対策

 
▲ 2020年8月21日、場内に2カ所落雷…大きな被害はありませんでしたがWi-Fiルーターが壊れました

台風

キャンプ場に台風が接近すると予想される場合、ホームページトップにてお知らせします。


▲ 2018年7月の台風12号接近時、webトップの様子

▼ こちらの記事も参考に

◆豪雨・雷・台風後の森で遊ぶときは…


定期的にメンテナンスを行っていますが、予期せぬ事態が起こらないとも限らないのが自然の中で遊ぶということ。おしぎっぱの森で遊ぶ際は、足元や頭上に十分ご注意のもと遊んでくださいね。定期的に場内整備はしていますが、自然相手のためリスクはゼロではありません。お客様自身でも十分注意いただき、お気づきのことはスタッフまでお声掛けください。

熱中症に注意!!

避暑地、北軽井沢とはいえ日が照ると30℃以上になることも(梅雨明けが湿気も残っていて1年の中で一番暑い気がします…)

東京と比べれば過ごしやすいですが日差しが強い日は、熱中症に注意が必要です。トランポリンではしゃいで気づいたらぐったり…と(過去にありました)、特にお子様は意識的に水分補給をするようご注意ください。

運転で疲れていたり、カンカン照りの中テントを立てた結果具合が悪くなってしまったり…お子様だけでなくお父さんお母さんも要注意!がんばりすぎず適度に休憩しながら過ごしてくださいね。

テントサイトは場所によって日陰が出来るサイト、出来ないサイトがあります。


▲ 2019年8月8日、大空エリア

直射日光を遮るだけで体感温度が下がるので、タープの準備をお忘れなく(特にデビューサイト・大空サイト・浅間ビューサイトは日差しが強いです)。


▲ タープのレンタルもありますよ

気温&服装

例年の傾向を見てみると、日中25℃、夜間15℃ほどの日が多い

晴れると30℃近くじりじりする日もあれば、雨の日は20℃以下のひんやりな日もあったり。

寒暖差があるので半袖から長袖、上に羽織れるもの、脱ぎ着できる服装がおすすめです。

夏、とはいえテントに泊まる方はお守り代わりに薄手のダウンやブランケットなどを持ってくることをおすすめします。(じめじめと寝苦しい暑さの日もたまにあるので、「そんなんいらなかったじゃん」なんて日もあります。だからお守り代わり)


▲ 2017年8月16日、雨やくもりで肌寒く(日中も20℃ほどだった)長袖アウターのスタッフ

(今年は「例年より暑くなる」とニュースでやっていました。ここ、北軽井沢ではクーラーがない家が多い。我が家にもクーラーがありませんが、最近暑くて窓開けっぱなしで寝る日もあり…(6月30日現在)。お守りはいらない日の方が多くなりそうです。)

日中は日差しが強く設営で汗をかいたり、雨で濡れたりするので、着替えは多めにあると安心です。突然の雨に備えてレインウェア、サンダルなどもお忘れなく

▼ 天気についてまとめたブログはこちら ▼

コテージ・キャビンに泊まる方


「外気温+5℃」が室温だとすると、暖房がなくても過ごせそうです。半袖では肌寒いですが、薪ストーブは「ちょっとだけ温度を上げる」のが苦手。焚けば暑くなるので、服装でうまく調整することをおすすめします。

パチパチ爆ぜる音を聞いたり、ゆらゆら揺れる炎を眺めたい!という方は、夕方・早朝に少し焚いてみてください。

※薪は別途購入、受付時にお渡しするオレンジ色のファイルを見ながら使ってください。予習はこちら

コテージ・キャビンで焚き火をしたい人へ


地面が土の場所(駐車スペースなど)で焚き火台を使ってください(焚き火炉・焚き火台があらかじめ併設されている施設をのぞく)。ウッドデッキでは焦げる恐れがあるので禁止です。BBQグリルで焚き火はできません。

参考になる天気予報サイト

天気予報は2サイトほど見て総合的に判断すると想定しやすくなります。スタッフがよく見るのは「ウェザーニュース」と「天気.jp」。

>>>weathernews http://weathernews.jp

>>>tenki.jp https://tenki.jp/

※ウェザーニュースの「北軽井沢スウィートグラス・ピンポイント天気」が現地と気温の誤差が少ない印象です。他のサイトで見る場合、”群馬県嬬恋村”で見ると北軽井沢の気温に近いです。

よりピンポイントの情報を知りたい場合、雨雲レーダーや風速を見られる「GPV気象予報」がおすすめ。

「鶴舞う形の群馬県」、鶴の右翼とおしりの付け根あたりがここ北軽井沢(★のあたり)


▲ GPV気象予報 http://weather-gpv.info/

当日だけでなく直近10日間の気温北軽井沢ネットワーク)も参考に。

▼ note:ほぼ毎朝写真数枚を更新中 ▼
最新の場内の様子はこちらをチェック!!

ソフトクリームがおいしい季節

太陽が出て暑い日は、アイスやソフトクリームが食べたくなりますよね(あとビールもおいしい!)。

場内のアサマヒュッテではソフトクリームを販売しています。

10:00~18:00まで毎日営業(14~15時はスタッフ休憩のためお休み)

【マルシェ】10:00~18:00 毎日営業

・冷凍のお肉・魚・ピザ・吊るしベーコン・丸鶏などの販売
※冷凍のため、解凍時間に余裕をもってお買い求めください

【カフェ】10:00~18:00  毎日営業
・ドリンクやスウィーツ(テイクアウトのみ)

【ランチ】10:00~14:00 毎日営業
・ナンドックに焼きたてピザ(テイクアウトのみ)

【モーニング】7:30~9:00 毎週日曜日のみ
※7月23日~8月31日まではモーニングも毎日営業

▼ もっと詳しく知りたい方はこちら

持参される食材は、食中毒にご注意を。魚やお肉を使うなら、クーラーボックスと保冷剤は必須です。
売店ではロックの氷(1袋1kg300円)、板氷(1袋400円)を販売しています

▲ 現在販売中の氷は売店入って右手にあります

カラスや猫に食べ物を盗まれないようにも、食材はクーラーボックスの中で保管をお願いします。
ゴミ袋も狙われるので、サイトを少しでも離れるときはフタの付いた箱の中で保管してくださいね)

虫よけ対策忘れずに

7月になると「アブ」が出てきます。パッと見、ハチのような容姿をしていますが、アブはブヨと同じく人の血を吸いにしつこく飛び回ります。蚊取り線香や虫よけキャンドル、虫よけスプレーなど虫対策も忘れずにご持参ください(売店でも販売しています)。

▼ 要注意な虫、詳細はこちら ▼

連休は渋滞に注意

海の日以降、夏休みシーズンになると軽井沢方面は交通量が増えます。時間に余裕のある方は、軽井沢方面ではなく渋川伊香保インターから降りて長野原町から峠を登るルートがおすすめです。

国道145号沿いには八ッ場ダムをはじめ、道の駅がたくさんありますし今年4月にオープンしたやんば天明泥流ミュージアムなどなど見所がたくさん。

どこかに立ち寄る際は、感染症対策をしっかりと検温・手洗い・消毒・マスク着用にご協力くださいね。

ルール・マナーを守ってたのしいキャンプを

「キャンプブームでどこのキャンプ場も予約が取りにくくなった」や「マナーを守らない人が増えた」という声をたびたびお客様から聞きます。「イメージしていたのと違う」と、ならないように初めて来場される方はルール・マナーの確認をお願いいたします。

特に「イメージと違う」とたびたび声がある点は、以下の通りです。

スウィートグラスは、グランピング施設ではありません。基本的に「自分のことは自分でやる」スタイルです。レンタル品の使い方はお伝えしますが、スタッフがテントの設営を1から行うサービスはありません。レンタル品は管理棟へ取りに来ていただき、管理棟に返却いただきます。ゴミは置きっぱなしではなく、片付けてゴミステーションに捨てていただきます。コテージでもタオルや歯ブラシなどアメニティは部屋に置いていません(忘れてしまった方は売店で販売しています)。

みんなで集まって騒ぎたい方には向いていません。22時以降は静かに過ごしていただきます

感染症対策の一環で口頭でのルール説明をなくした分、ルールを理解していなかったりマナーが守られていなかったり…ご来場の際は、宿泊されるみなさまでチェックインの際にお渡しする案内ファイルをよく読み、自分だけではなく周りの方も気持ちよく過ごせるよう配慮をお願いいたします。

スタッフは、快適に過ごすためのサポートをさせていただきます。わからないことや困ったことなどは気軽にお声かけくださいね。

※場内、花火は禁止です。近隣にも花火ができる場所はありません…。水風船を投げ合うおもちゃもゴミが散らばってしまうので禁止しています。あらかじめご了承をお願いします。

▼ 「初めてキャンプするよ」という方はこちらも読んでみてくださいね

-最高・最低気温グラフ-

管理棟に設置している温度計で観測した、朝8時~翌朝8時までの最高・最低気温をグラフにまとめました。

周辺の買い物情報

場内のサービスではありませんが、周辺のお買い物・アクティビティ・温泉の情報を載せておきます。

買い物

スウィートグラス周辺ではちょっとしたお買い物しかできません。いろいろ買いそろえたい人は、峠を登る前に買い物を済ませてください。(軽井沢方面ツルヤさんは品揃え豊富でおすすめですが、いつ行っても混んでいます…)

最寄りの買い物(スウィートグラスから車での所要時間)

  • 久保農園(5分:新鮮野菜と少し肉・魚あり)
  • ローソン(5分)
  • セブンイレブン(5分)
    スーパー大津北軽井沢店(5分)は今季営業していません

営業中の近隣スーパー

【嬬恋方面】

  • サンエイ(20分)
  • つまごいマート(20分)
  • Aコープオアシス店(20分)

【長野原方面】

  • スーパー大津(20分)

【軽井沢方面】

  • ツルヤ軽井沢店(30分)
  • デリシア軽井沢店(30分)

アクティビティ

姉妹施設ルオムの森にあった樹上冒険アクティビティ「スウィートグラス アドベンチャー」は2020年11月に営業を終了しました。

ルオムの森では、石窯で焼く本格ナポリピッツァの販売をしていたり、本屋さんが入っていたり…森は変わらずあるのでのんびりおさんぽは可能です。

のんびりよりアクティブに動きたい!という方は、アウルアドベンチャー(有料道路を通って車で30分ほど)、軽井沢プリンス軽井沢の森(車で40分ほど)が近場にありますので、調べてみてください。

温泉

北軽井沢周辺には、15分圏内で数件、さらに足をのばすと草津温泉(車で50分)にも行けます。

■近隣温泉(車での所要時間)
地蔵川温泉(5分)
ホテル1130(7分)
グリーンプラザホテル(15分)
かくれの湯(15分)
・つつじの湯(30分)
・星野温泉(25分)
・【貸切風呂あり】草津一乃湯(50分)
・【貸切風呂あり】塩壺温泉(25分)
※感染症予防のため、営業短縮をしている場合があります。事前に営業状況を確認してください。

 

▼ 初めて来る方は、こちらも参考に ▼

マスク・手洗いなど感染症対策を十分にしたうえでおでかけください
皆様のご来場をおまちしております。

 

キャンプ場北軽井沢スウィートグラス

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