雨の日のキャンプどう過ごす?注意点や楽しみ方まとめ

こんにちは。キャンプ場スタッフのつぐつぐです。

関東甲信、14日に梅雨入りしましたね。雨だと気分が憂鬱…という方も多いのでは?

アウトドアの大敵のイメージがある「雨」、でも事前準備と考え方次第では楽しく過ごせるはず!今回は、キャンプ場スタッフが解説する雨の日の対策や楽しみ方を紹介します。

北軽井沢スウィートグラスでの過ごし方・注意点を中心に紹介しています。
「他のキャンプ場に行くよ」という方も基本は同じなので読んでみてくださいね。

 

■■■ 雨の日、何して過ごす? ■■■

まずオススメしたいのは、「雨でも外であそんでほしい」ということ。

こどものころ、水たまりにジャブジャブ入るのが楽しかったり、雨どいから流れる水を滝に見立てて滝行をしたり…雨でも外で遊んだ経験、ありませんか?雨の日のアウトドアは普段見られない景色・体験ができるのでおもしろいのです。

でも、晴れの日にくらべたら危険が伴うのも事実。「何に注意するべきか」を知ること、事前準備が必要になります。

前半はテントの設営・滞在・撤収のポイントを、後半は雨の日の楽しみ方をまとめました(コテージ・キャビンに泊まる方は目次から後半に飛んでくださいね)。

テント設営・滞在・撤収のポイント

雨でもアウトドアを楽しんで欲しいと思う反面、晴れの日にくらべると手間がかかるテント泊。まずは天気予報を見ながら、滞在中にどれくらいの雨なのか時間帯と量を確認、台風や大雨警報が出ている場合は無理をせずキャンセルをする選択を

そして「ぬれる、汚れる、手間がかかるのは雨だから当たり前」と心しておけば無駄なストレスが減ります

雨の日に追加したい持ち物

・レインウェア(設営・撤収時は両手を使える状態にしたいので、必須)
・長靴(靴が濡れるとテンションが下がる)
・サンダル(濡れると乾きにくい靴にくらべ、拭けばすぐ乾くサンダルは便利)
・着替え(ぬれるのが当たり前、多めに着替えを持ってくる)
・タオル(ぬれる、汚れるが当たり前。体を拭くタオル、道具を拭くタオル両方多めに)
・ブルーシート(道具を地面に直置きしない、上にかけて簡易的な雨よけに)
・予備のロープ・ペグ(水が溜まらないように追加で使う)
・ハンガー(ぬれたウェアを干す)
・傘(滞在中はレインウェアより傘が便利)
・大きいビニール袋(撤収時にぬれを気にせず回収できる)

 

設営はここに注意


■「設営場所は大丈夫?」
場所によっては傾斜があったり、でこぼこがあったり。テントを広げる前に確認、水の流れる道やくぼみを避けてレイアウトしてくださいね

すのこ」の無料貸し出しをしています(1区画2枚まで)。数に限りがあるので、譲り合ってご利用ください。

■「グランドシートは必須」
スウィートグラスのテントサイトは土か芝生(と言いつつ芝生の面積が減りつつある…)のため、雨だとテントが汚れやすいです。グランドシートを持っていない人は、ブルーシートでも代用できます。テントをつたって雨が下に落ちるので、地面に敷く時はテントからはみ出さないようにご注意を。

■「すばやく立ち上げる」
ドーム型テントの場合、インナーテントを立ち上げてフライシートをかけますが、インナーテントに撥水性はほぼありません。初めての方は、もたつかないように事前にイメージトレーニングをしておくといいかもしれません。

■「フライシートとインナーテントの間に空間があるか」
これもドーム型テントによくありますが、フライシートとインナーテントが触れてしまうと耐水性が落ちます。ペグの位置がずれていたり、打ち忘れていると不格好で耐水性は△。


▲ ペグを打つ前の様子、しわが寄っているのでふんわりポールを広げて自然な状態に調整が必要


▲ 後ろの入り口(チャック)のペグを忘れる方をよく見かけます(ご注意を)。

バシッときれいに張れているのが、耐水性◎な証拠です。
四隅のペグを打つ際は、自然で適度な間隔になるよう調整してください(対角ごとにペグを打つときれいです)。


▲ バシッときれいに張れたテント。中には空気の層ができて快適に、過ごしやすくしてくれます

 

■「タープやキャノピーに水がたまらないように」
水が溜まるとポールが折れたり、倒れたり危険です。


▲ 水平な部分は数分で水が溜まってしまうことも。

意識的に傾斜をつけて水を逃がしてください

◆「張り綱は全部張る」

面倒くさがって張り綱(ガイロープ)を張らない方、多いです。テントは張り綱を全て張ることで、本来の耐水性、防風性を発揮します。また、ポールや生地に負担をかけないよう負荷を分散する役割もあるので、天候にかかわらず全て張るようにお願いします。
天気予報になかった急なゲリラ豪雨も充分ありえます。日頃から「全部張る」を習慣にしてくださいね。


▲ ロープを全て張ると見栄えもいいです

滞在中


■「荷物は直置きしない」
基本的に水はけのいい土壌ですが、バケツをひっくり返したように降ると一時的に水浸しになります。雨が弱まれば徐々に引いていくはず…(なかなか引かないときは、スタッフまでお声かけください…最善策を考えます)


▲ ゲリラ豪雨中とその25分後

地面に何も敷いていないリビングスペースは浸水することがあります。また、タープの端に置いていると土の跳ね返りで汚れることも。ここ数年ゲリラ豪雨が増えているので、荷物は直置きせず棚や踏み台でかさ増ししておくと安心です。

■「外出・就寝時はキャノピーを閉める、身の回りを整理して」
テントから離れるときは、いつ天気が崩れても良いようにぬらしたくないものは屋根の下へ。雨対策をしたつもりでも思わぬところに水が溜まることもあります。暗くなる前に張り綱やペグの確認を。※カラスや野良猫がゴミ・食材を狙っているのでその対策もおねがいしますね。


▲ サイトをしばらく離れるときは、キャノピーを閉めてください(撮影地はスウィートグラスじゃありません…)

■「サンダル・傘があると便利」
トイレや炊事棟へ、ちょっと外に出るときにレインウェアを着るのは面倒…傘があると便利です(売店にも販売あり)。サンダルは、靴が万が一ぬれてしまったときに(たまに売店に置いてないか問い合わせいただきますが、片道20分コメリやしまむらまで行かないと売ってないです)。

■「たき火・BBQをするなら難燃素材のタープを」
普通のタープは化学繊維でできており、火の粉にめっぽう弱いです。雨の日の調理は、ツーバーナーやガスコンロがあると便利。焚き火は外せない…という方は、難燃素材のタープを(レンタルもありますが在庫数は多くないので事前にご予約くださいね)。

■「ドアパネルは内巻にするとさらに上級者っぽい」
コールマンさんの研修で教えてもらいました。外巻きにすると水がたまってしまうのです。

撤収


■「いつもより時間がかかる」
これは、慣れれば変わらないのかもしれません。また「現地でどこまでやるか」によって変わってきますが、いつもより汚れを拭いたり、乾かす手間が増えます。天気の様子を見て、レイトチェックアウトに切り替えるのもおすすめです。
※レイトチェックアウト…予約に空きがあれば、通常11時30分までのチェックアウトを~15時まで延長できる(1100円)。アウト前日の17時から申し込み可能。

■「土よごれ、水滴を拭き取るタオル」
道具を拭くタオルは多くあると安心です。

■「大きめのビニール袋が何かと便利」
撤収時に雨が止みそうもない場合、現地ではそれほど頑張らずに持ち帰ってゆっくり乾かす方法があります。テントやタープは大きいビニール袋が活躍します。

テント乾燥サービス


ぬれたテントを乾かす場所がない…という方は、業者さんに依頼して乾かす方法があります(過去にスウィートグラスでも行っていましたが、現在は行っていません)。「テント乾燥サービス」で検索すると数件ヒットしますので、調べてみてくださいね。

また、キャンプ場から荷物の発送はできませんので、ご注意ください。
荷物の発送は、最寄りのクロネコヤマト直営所(嬬恋:車で20分)、もしくはセブンイレブン(車で5分、クロネコメンバーズ登録が必要)へお願いいたします。

施設に変更するという手も


雨撤収だと帰ってからの片付けに手間がかかる…もういっそのこと「キャビンに変更する」という手もあります(空きがあれば)。息抜きのつもりのキャンプが、夫婦仲を険悪に…という場面もたびたび見かけるので、かけられる時間やかかる手間を考えて無理のない方法を見つけてくださいね。

雨だったらどうする?は、追加でいくらまでなら出せるか、費用も合わせてあらかじめシュミレーションしておくといいかもしれません。

雨の日のキャンプはスキルアップのチャンス


単純に自分の経験値になるというのもそうですが、他のキャンパーさんの工夫を見られる大チャンス。勝手にじろじろ見るのは失礼ですが、それとなく場内をお散歩して参考にしてみてくださいね。

何して過ごす?

おまちかね、過ごし方の提案です。まず、少しでもわくわく感を増やすため、レインウェアや傘、長靴、防水の帽子など、雨の日にしか登場しない「とびきりお気に入りな一品」を見つけると気分が上がります。

雨の森をたのしむ


雨の日は、植物たちがみずみずしくとてもうれしそうに見えます。

多目的広場のツリーハウスに上ると、樹の葉っぱがよく見える。

樹上回廊に出てみると、木の枝から落ちる水滴がポタポタおもしろい(子どもの頃、木をゆらして水滴を落としてあそびませんでした?)

葉っぱが傘代わりになって、雨足もすこし弱まるので、レインウェア(もしくは傘)と長靴を準備しておさんぽに行ってみてくださいね。

 

 

ワークショップキット


スウィートグラスでは、宿泊場所で自分のペースでつくれるワークショップキットをご用意しています。(空きがあれば当日購入も可能です)


▲ 各月ごとに内容が変わります(写真は2021年6月実施中の黒板づくりキット)

焚き火・薪ストーブ


パチパチ爆ぜる音とゆらゆら揺れる炎はいつまででも眺めていられます。

【テントの方へ】今までタープの下での焚き火は、火の粉で穴が開いてしまうのでおすすめできませんでしたが、難燃素材のタープを使えば焚き火やBBQもできます。今年から難燃素材の焚火タープがレンタル品に登場しました。さらに、焚き火台の種類を増やし、テーブルも取り扱っているので、興味のある方はレンタル品のページをチェックしてみてください。

【コテージ・キャビンの方へ】全施設部屋に薪ストーブがあります。薪ストーブを焚くと湿った空気がカラッとします。焚きすぎると暑くなってしまうので注意が必要ですが、時間がある方は試しに使ってみてはいかがでしょうか。薪ストーブ付け方動画はこちら

料理


時間がたくさんあるぞ…という方は、料理に凝ってみるのはいかがでしょう。スパイスカレーや赤城牛味くらべセットなど4月から予約食材のラインナップが増えています。ぜひこの機会にご予約くださいね(食材準備の関係により、前日15時までの申し込み)。

読書


のんびり本を読むのもいいですね。キャンプ場から車で約5分、ルオムの森に本屋さん(おむすびブックス:火・水定休)があります。


▲ シーズンごとに置いている本が変わります。おいしそうだったり、自然のことだったり、文学的なものだったり…自分の意識にない分野に出会えるので、本屋さんて楽しいですよね

ルオムの森では、本屋さんのほかにも石窯の本格ナポリピッツァ「キコリピッツァ」があります。チェックイン前に早く着いてしまった!という方はぜひ寄ってみてくださいね。

【キコリピッツァ】金・土・日営業
11:00~17:00(なくなり次第終了)
(キャンプ場から車で約5分ルオムの森テラスにて)
※たまに月曜日も営業しています
※テイクアウトもできます

温泉


何泊かする方は、温泉もおすすめです。北軽井沢周辺には、15分圏内で数件、さらに足をのばすと草津温泉(車で50分)にも行けます。

■近隣温泉(車での所要時間)
地蔵川温泉(5分)
ホテル1130(7分)
グリーンプラザホテル(15分)
かくれの湯(15分)
・つつじの湯(30分)
・星野温泉(25分)
※感染症予防のため、営業短縮をしている場合があります。事前に営業状況を確認してください。

雨音に耳を傾け、なにもしない


雨の日は、晴れの日よりも「かおり」をより感じやすいそうです(空気中の水分が鼻ににおいの成分を運んでくれるのかな?)。コーヒーを入れて、雨音をBGMに外をながめてただぼーっとするのもたまにはいいかもしれませんね。

まとめ:事前に準備をして、たのしい雨キャンプを!

雨でも魅力的な自然が待っています。準備は万全に、たのしいキャンプをお過ごしください。

■キャンプ場北軽井沢スウィートグラス■

・6月のスウィートグラス:https://sweetgrass.jp/seasons/06.html
・ブログ:https://kitamoc.com/press100/archives/category/sgblog
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