「仕事」から芽生えるもの─春の山で木を植える

3000本の植林プロジェクト始動

今年、きたもっくでは約3000 本もの広葉樹の苗木を植える─

せっかくなら楽しめる工夫や新たな試みにチャレンジしたいというスタッフの言葉を追いながら、この「運動」から生まれる「芽生え」を伝えたい。

なぜ木を植えるのか

植林プロジェクトのきっかけは、山を伐採したから。
森林法では保安林の場合、伐採の程度によって植林が義務付けられている。水源の保持・土砂災害の防止・生活環境の向上などの公益的機能を発揮することを一般の森林以上に期待された特別な森(wikipediaより)─などと言われると、なんだか誇らしい気持ちになる。

保安林に指定されたホームマウンテン「二度上山」は、まさに宝の山だ。山菜や木の実も豊富で、クマやシカなど野生動物の楽園でもある。標高1200mの高地で奇跡的に集められた自家製蜂蜜は、いつも神秘的な味わいになる。(百∞蜜「ぶんぶん山の夏休み」

二度上山は9割がミズナラなどの広葉樹林だが、一部カラマツの人工林もある。戦後に植樹したもので、とうに伐期を迎えていた。育ちすぎた針葉樹を放っておくと、森に光が入らなくなり下草が育たず土がむき出しになって、土砂災害などのリスクが高まる。空を覆っていた樹木を伐採することで、その下で眠っている埋土種子の発芽を促す可能性もある。伐ることも植えることも、山を守ることにつながるのだ

二度上山で開催されたきたもっくの社員研修(中央右が玉井さん)

誰が植えるのか、どう植えるのか

植林というと専門家の仕事のようだが、白羽の矢を受けとった玉井さんはTAKIVIVAのマネージャー。
公私ともに薪をつかう彼は「日々、薪ストーブや焚き火で薪をありがたく燃すばかりで、なんだかバランスが取れていないように感じていた」そう。

木を知ることで薪の使い方が変わることを実感し「無理のない生産と丁寧な消費を改めて意識」。「無理のない植林」ってなんだろうと考え、思い至ったのがドングリ! 秋になると雨あられのように降ってくる木の実から、運良く芽生えた実生苗が、すぐ足元で育っていることに気が付く。
キャンプ場の常連さんやTAKIVIVA利用者にも声をかけ、ドングリの苗探しがはじまった。その自然発生的な取り組みは、イベントでもサービスでもなく「運動」だという。

キャンプ場で見つけた苗木に印をつける
キャンプ場で見つけた苗木に印をつける

「1人で3000本植えると考えると途方も無いけど、100人いれば30本ずつ、1000人いれば3本ずつ、小さくしていけば自分でもできそうな感覚」─その言葉に確かな未来が見える。

いっしょに植えよう!

2024年のGWに二度上山で植林会を初開催!
スウィートグラスや周辺施設に宿泊するもよし。TAKIVIVAで2泊3日の特別プログラム「Takibi-Do Camp」に参加するもよし。くわしくは各WEBページをご覧ください。

植林会 開催日 : 4.28 or 5.4

Takibi-Do Camp 開催日 : 4.27-29 or 5.3-5

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