国家公務員の地方自治体実地体験を受け入れ

スーツで来て、まさか養蜂の体験までするとは思っていなかったよう

人事院は、国家公務員としての在り方を主体的に学び、相互啓発を促すため、新規採用職員を対象に初任行政研修を毎年実施している。
その地方自治体実地体験研修として、群馬県長野原町に滞在した職員をきたもっくが受け入れた。
浅間高原の自然資源を持続可能な形で活用し、薪の生産、エネルギー利用、観光宿泊や食の分野にまで展開する循環型事業の現場を視察。
行政と民間がそれぞれの立場と強みを活かし、地域の未来を共に創造していくことの重要性を、具体的な事例を通して説明した。

偶然にも、研修の翌日には石破総理が同県前橋市を訪れ、官民連携のまちづくりを直に視察。
研修で得た学びが国政の重要課題と直結していることを印象付ける機会となった。