キャンプ場スタッフがおすすめする夏のアクティビティ3選(2023年版)

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こんにちは!スタッフのまっちゃです。

暑さのピークでもある8月ですが、熱帯夜に悩まされることもないので、過ごしやすい環境です。お盆を過ぎると秋の気配を感じ始めるので、北軽井沢の夏はあっという間(赤トンボが飛び始めています)。

今回はスウィートグラスで夏キャンプをするなら外せない、場内で楽しめるアクティビティを3つご紹介します。

(※2022年8月5日に公開した内容を再編集しました)

▼8月のスウィートグラスについて

【星空観察】ペルセウス座流星群を観察してみよう

みなさんは「ペルセウス座流星群」ってご存知ですか?3大流星群のひとつで、たくさんの流星(流れ星)を観察することができます。(ピークだと1時間で40個くらい流れるそう)

しかも、出現時期は夏休みのど真ん中(7月17日~8月24日)!ピーク(極大)は8月13日ということもあり、観察しやすい流星群として有名です。

 

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星空観察(特に写真撮影)において、空気の量が少ない標高の高い場所が有利になります。大気は天体の光を弱めてしまったり、大気のゆらぎによって細かいところまで観測できなかったりする影響があります。北軽井沢は標高約1150m。高原で楽しむ星空観察はほんとうにオススメです。

流星を観察しやすい時間帯は21時以降。真夜中頃から空が白み始めるまでが観察しやすい時間帯だそうです。スウィートグラスで観察するなら多目的広場がおすすめ。大空サイトデビューサイトの方は、サイトからでも星空観察がしやすいです。

22時~6時はおやすみタイムになりますので、周りの方の気遣いを忘れずに、静かで特別な夜を過ごしてください。

▼星空観察でおすすめのレンタル品

▼参考

【昆虫採集】スタッフ直伝!昆虫採集の心得

みんな大好きカブトムシ!夏になるとよく「カブトムシやクワガタどこにいますか?」と質問を受けます。相手も生き物なので必ず見つけられる保証はありませんが、昆虫採集をするときの心得をいくつかご紹介します。

心得①「昆虫が好きな木を探すべし」


↑おしぎっぱの森(2022年8月5日撮影)

「木を見て森を見ず」ということわざがあるように、昆虫だけを探そうとしてもなかなか見つかりません。もっと視野を広げ、まずは日中の間に森をじっくり観察してみましょう。

昆虫(カブトムシやクワガタ)が集まる木はいろいろありますが、キャンプ場内だと「ハルニレ」や「ナラ」が昆虫が好きな木になります。

樹液が出ている木は甘酸っぱい匂いが漂っているので、匂いがしたらどこから出ているのか探してみましょう。夜になってから見に行ってみると、昆虫が集まっているかも・・・

心得②「灯りに集まる昆虫を見逃すな」

昆虫は灯りに集まる習性があります。コンビニに行くと案外見つかったりもします。場内にも灯りがあるので、探してみるといいかもしれません。
↑2021年9月に撮影。街灯の側で見つけた「ヤママユガ」。

心得③「どんな昆虫が生息しているか理解するべし」


↑2022年7月開催の「SGおしぎっぱ隊」の様子

北軽井沢は標高が高い高原地帯。環境が変われば生息している昆虫も変わります。どんな昆虫が生息しているか事前に調べておくことも重要です。また、身近に潜む危険な生き物もあわせて調べておくとさらにいいでしょう。

ミヤマクワガタ


標高の高い場所にに生息しているクワガタ。頭がかっこいい!(@おしぎっぱの森)

カブトムシ


昆虫の王者。年々数を減らしている気がします。(@キャンプ場周辺)

オオクワガタ


とてもレアなクワガタ。私は北軽井沢に6年住んでいますが、1回しか見たことがないです。(@おしぎっぱの森)

アカアシクワガタ


名前の通り脚の付け根が赤いのが特徴です。(@キャンプ場周辺)

コクワガタ


もっともポピュラーなクワガタ。(@ルオムの森)

ノコギリクワガタ


結構大きくなる個体もいます。ツノの形は地域によって変わるのだそう。(@おしぎっぱの森)

アオカナブン


ただのカナブンだと油断するなかれ。数を減らしていて、今では珍しい昆虫です。(@キャンプ場周辺)

オオスズメバチ


ハチも樹液に集まります。写真は訳あって捕獲したもの。危険ですので手を出さないようにしてください。(@キャンプ場周辺)

オオミズアオ


とても大きな蛾の仲間。写真の個体は羽が欠損しています。よーく見ると顔が可愛いと思うのは私だけ?(@キャンプ場周辺)

オニヤンマ


アブの天敵。とても力強いです。(@ルオムの森)

危険な生き物に関しては、以下の記事をご参考ください。

心得④「マナーやルールを守る」

「昼夜問わず、他人への心配りを」
キャンプ場内は他の利用者もいます。夜は静かに行動しましょう。

「生き物は持ち込まない、持ち帰らないが基本」
捕まえた生き物は観察が終わったら元々棲んでいた場所に逃がすのが基本です。どうしても飼育をしたい場合は、最後まで責任を持って育てましょう。

「昆虫トラップを仕掛けたら必ず持ち帰る」
放置されたものはゴミとなってしまいます。責任をもって回収を。


↑おしぎっぱの森に放置されたトラップ、2017年7月10日撮影

ルールやマナーを守って、昆虫採集を楽しみましょう!

▼おすすめレンタル

【イベント】心をひとつに!「キャンプファイヤー」の魅力

キャンプの定番イベント「キャンプファイヤー」。皆さんは参加したことがありますか?スウィートグラス創業当時から長〜く愛され続けてきたイベントですが、今一度みなさんへキャンプファイヤーの魅力についてお伝えしたいと思います。

魅力①「普段の焚き火では体感できない大きさの火」


↑2018年8月の様子

火柱の高さは約5m、火の粉は約10mにもなります。キャンプファイヤーの炎は大きいですが、怖いなどの感情はあまりなく、不思議と安心感高揚感(ワクワク)を抱きます。人間の祖先が感じた火がもたらす安心感が、現代人の中にも根付いているのかもしれませんね。

魅力②「家族(仲間)と楽しめる」


↑2022年7月の様子

キャンプファイヤーは選ばれし5人の子供たちの手によって点火となります。運よく選ばれたら夏休み最高の思い出になること間違いなし!

点火後は家族みんなで楽しめるゲームやダンスが用意されています。もちろんゲームは強制ではないので、気分が乗ってきたら参加してみましょう。心をひとつにみんなで楽しめば、きっと特別な思い出になるはずです。

魅力③「インディアンの酋長(しゅうちょう)さんがやってくる」


↑2022年7月の様子。参加者はトーチよりも外側でぐるっと囲みます。

キャンプファイヤーには、スウィートグラスに長年住んでいるインディアンの酋長さんがやってきて、点火の儀や部族に伝わる伝統的な儀式(ゲーム)などを実施します。

ちなみにインディアンとはアメリカの先住民族のこと。スウィートグラスはアメリカとの国際交流をしていた背景もあり、インディアン・ティピを導入するなど、アメリカの文化に触れる機会が多くありました。

スウィートグラスの歩みについて気になる方はこちらをどうぞ。

まとめ


↑2021年8月大空サイトの様子。青い空と白い雲が夏を感じますね。

せっかくの夏休み。思いっきり楽しんでほしいですがアウトドアには危険がつきもの。何事も無理はせず、急な雷雨や怪我などには十分注意して、素敵な思い出を作ってくださいね!

それでは、北軽井沢でお待ちしております。

キャンプ場北軽井沢スウィートグラス

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