キタコレ#12
コロモック
きたもっくのグッドデザインを紹介する「キタコレ」第12弾は、スウィートグラスの「コロモック」です。
いまやスウィートグラスに欠かせない子どもたちの人気キャラクター、その正体は・・・?謎に迫ります。
スウィートグラス場内をキョロキョロしながら散策する子どもたち。
お目当ては森や広場や管理棟、色んな場所に隠れた三角帽がよく似合う愛らしい「コロモック」だ。
コロモックの始まりは、実はスタッフの思いつき。
自然遊びに不慣れな子ども達が森に入るためのきっかけにと、10年ほど前に誕生した。
その後、他スタッフを経て、現フロントスタッフみうみうの元に集まった時、物語は急加速する。
スウィートグラスでは毎年12月にクリスマスイベントを開催している。
SGオリジナルのおもてなしができないか、思案の中で彼女はコロモックを主役にイベントを組み立てた。
コロモックと共に冬の到来を祝うパーティを提案し、コロモックワールドを作り上げていく。
そんな中、彼らの冬の暮らしに想像を広げたみうみうは、あることに気がつく。
きたもっくは、フィンランド語で自然に従う生き方を表す「ルオム」を合言葉に、
それを実践している人をルオムテラーと呼び、その暮らしから“生きること”を学んでいる。
寒くなる前にたくさんの木の実を集め、冬がくれば肩を寄せ合い火を囲み、仲間と語らい、雪と戯れる。
一方、どこかで落とした種は春、素知らぬうちに芽吹いて花を咲かせる。
巡る季節の中でたゆたい生きるコロモックは、彼女にとってまさにルオムテラーだった。
それぞれのキャラクターを妄想し(スタッフがモデルのコロモックもいる)絵本の制作に取り掛かる。
その奥深いストーリーの読み聞かせで、いま彼女自身がルオムテラーとして新しい種を蒔いている。
晴天を渡る探検家、熱い炎のリーダー、
太陽に愛された踊り子から山の天気のようなトリックスターまで・・・
自然を体現した個性豊かな面々は、今日も穏やかに森の暮らしを楽しんでいる。
- 名称
- コロモック
- タイプ
- キャラクターデザイン
- 生息地
- スウィートグラス
- 誕生年
- 2012年ごろ
- 主要メンバー
- 8名(ワグワグ、エド、ショルジ、グリグリ、コシュ、ポタポタ、イキミキ、フジュフジュ)
- 好きな物
- 木の実、北軽井沢の自然
- 身長
- 約15〜20cm(帽子含む)