『アサマ狼煙2019』浅間山麓に狼煙上がる

横たえた丸太で長い焚き火を作り、参加者がそれを囲む。晩秋の恒例行事となった『アサマ狼煙』の印象的なシーン。2016年に始まり、今年で4回目を迎えた。出店者やワークショップは毎年変わるが、火を囲む風景は変わらない。子供も大人も手にはソーセージやマシュマロを持ち、見ず知らずの人と肩を並べてジワジワと炙っていると、会話が生まれて笑いあうこともある。アウトドアで焚き火することはあっても、その場で知り合った誰かと火を分かちあう機会は少ない。

そして今回は、食についてひとつの試みがなされた。南三陸産のASC認証の牡蠣の販売だ。天皇杯も受賞した牡蠣で大好評だった。今夏、南三陸から北軽井沢を視察にいらした方々との縁から生まれた試みだが、偶然ともいえる縁を必然に変えて確かな一歩としたい。

これまでイベントを知り得た一部の人にのみ開かれてきた『アサマ狼煙』。試行錯誤しつつも場が整った今、この貴重性を保持しつつ、次なる発展を目指していく。