キャンプ場で実践する循環「ハチドリ電力」に切り替え

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ある日、仕事を終えたスタッフがTAKIVIVAに集まってきた。夕方6時半、「循環カフェ」が始まる時間だ。スタッフ数名が、大テーブルの上に広げた紙を囲んでいる。浅間山とか噴火口といったキーワードが闊達に飛び交う。

 

きたもっくが実践する循環の仕組み*1 を、自分たちのフィールドを舞台にして、お客様も巻き込んだ形で表現したい― 。そんな思いから、スタッフが自発的に始めたのが「循環カフェ」だ。会社主催じゃないところがミソで、ミーティングとも勉強会とも異なり、お茶付き・自由参加とゆるい。強制でないから出席率は低いかと思いきや、ほとんどのスタッフが参加する(人によっては何度も)という結果だった。これには主催者も驚いたという。

 

会は、「循環」を読み解いて、SweetGrass やTAKIVIVA に取り入れる方法を模索するために発足した。話し合いからは500近いアイデアが生まれ、5枚のビジュアルマップが描かれた。アイデアがすべて実現するとは限らないが、それは問題ではない。フィールドをつくっているという自負が参加者の顔に表れ始めたことこそ、価値ある副産物だからだ。

SweetGrass が電力会社を「ハチドリ電力」に変更するという選択は、「循環カフェ」開催のきっかけを生んだ。来場者は場内で使用する電気を選ぶことはできないが、SweetGrass は電力会社を選べる。毎日使う電気だから、自然由来100%のものが良いし、料金の一部が社会課題解決のために使われるならなおのこと良い。意思を持って選択・購入することは「生き方を表現すること」につながる。

来場者も楽しみながら「循環」に参加できる仕組みを、SweetGrass とTAKIVIVA ならではの方法で叶えたい。

*1…地域資源の持続的な活用と、出口となる理想的な消費先を循環でつないだ仕組み

 

きたもっくのキャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」にハチドリ電力の電気を提供 〜CO2ゼロの自然エネルギーで地球温暖化防止に貢献〜

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000021621.html