きたもっく仕事図鑑10山のエネルギーを届ける仕事

きたもっくの数ある事業地すべてに必要不可欠なもの…
それが「薪」なのだが、木を割って乾燥させるだけでは道半ば。
それぞれの場所にそれぞれのタイミングで届けなければならない。

新薪割り機pinosaによって割薪スピードは格段にアップした。
だが、その割った薪を仕分けてカゴ車に積んで乾燥させ、トラックで配達する手間は変わらない。
9月をすぎると地域の薪ストーブ需要も高まり、連日峠道を行き来する。
山荘によっては車で入れず、重たい薪を担いで何十段も上り下りすることも。
薪棚に積み上げるのはもちろん手作業だ。

事業地を巡り、地域を巡り、さらには他所のキャンプ場や宿泊施設にも赴く。
さまざまな垣根を超え、まるで川の流れのように山の恵みを届ける。
彼らが運んでいるのは、薪よりも熱い熱量かもしれない。