” Door to Field ” キャンプのすすめ
コロナウイルスの社会的感染増を抑えるためには、半年、一年、あるいはそれ以上の年月を必要とすることがはっきりしてきました。人と人の接触に様々な制限が加えられたとしても、社会は人の動きを完全に止めることは出来ません。なぜなら、医療機関や保育所、流通・生産現場等々で数千万人の人が働かなければ、コロナ禍以前に飢えと病気で社会が崩壊するからです。医療制度を維持するために急激な感染を緩和させる為に、人と人の接触を減らす努力が必要です。しかし、同時に一人一人が病気に打ち克つ免疫機能を高め、互いに支え合う“家族”のカタチ(社会的最小単位の組織)を崩壊させないことがとても大切です。半年以上、一年、二年にわたる社会とコロナウイルスとの関わりを考えた時、SweetGrassは人と自然の接点(フィールド)を維持・確保し、適切なサービスを提供し続けます。
学校・医療・職場等私たちの身近な現場が混乱し、又、崩壊しつつある不安の中で、自宅での巣ごもりを続けることは、人の活力を委縮させ、他の深刻な問題を引き起こします。互いに助け合う“家族”には、自然を媒介した笑顔(ナチュラルスマイル)が必要なのです。
今、私たち(キャンプ場)はコロナ禍の渦中にあって、人と自然の接点をどのように確保するか問われています。キャンプ場人と自然との接点の場を確保するために必要な対策とは何か? 具体的には、「三密」(密閉、密集、密接)を可能な限り減らし、のびのびとした空間を確保することにつきます。勿論、訪れるお客様に対して「三密対策」に関連する様々な協力を求めることになります。スタッフは、健康を維持し、ウィルスを持ち込まない、移さないための工夫がなされることは前提です。
過密な都市空間で生まれるコロナウイルスの爆発的増殖は現代人のライフスタイルを大きく変える契機を含んでいます。
私たちは改めて、「The future is in nature. 未来は自然の中にある」と宣言します。