『「気風」と「流儀」』発刊と販売
きたもっくが考える地域未来創造事業を進める上で、社内の理念共有は欠くことのできない最重要課題だ。すでにある「ルオム(自然に従う生き方)」という理念は面白いが、スタッフの行動規範とするには曖昧だし、指針と呼ぶには漠としていて、このままゴリ押しすれば誰も目をくれない掛け軸のようになってしまう。
会社の規模が大きくなるにつれ、共通の体験を前提として話を進めることができず、スタッフ間に温度差も生じてきた。会社と働く個々人の双方が成長していけるような、しなやかで強い組織構造を目指すための一歩として考えたのが、二冊目となるきたもっくの本『「気風」と「流儀」』だ。愛すべき浅間高原の様々な表情と簡潔な言葉が綴られ、一見して会社組織のための本には見えない。選ばれた四十数語の単語は、読み手によって抱く感想が異なる。この本を題材にして、規律(行動規範)を作っていこうとしている。本来なら守り従うはずのルールをこれから育んでいくというのだから、実にきたもっくらしい話だ。
信頼関係は一朝一夕では築けない。それは、会社内の関係性も例外ではない。双方の成熟の先に、ユニークな真新しいチームを作っていきたい。
■きたもっくオンラインストアのご案内
『「気風」と「流儀」』は、オンラインストアからご購入いただけます。本のほか、自社養蜂の蜂蜜「百蜜」や、焚き火用薪などもご用意しています。森からの風がそよりと吹いてくるようなサイトを目指して、今後商品を厚くしていく予定です。