こんにちは。キャンプ場スタッフのつぐつぐです。
新緑が最高に気持ちの良い季節になりました。今回は、キャンプ場から車で約5分の「ルオムの森」をご紹介します。
目次
ルオムの森はこんなところ
ルオムの森はキャンプ場スウィートグラスの運営母体「きたもっく」が手がける姉妹施設。大きな森と歴史ある百年の洋館が特徴です。
※樹上冒険施設「スウィートグラス・アドベンチャー」は2020年11月で営業を終了しました。
▲ しばらくコースの片付け作業中…
百年の洋館では、薪ストーブの展示や自社製はちみつの販売、(ときどきギャラリー展示)、本の販売、最近では石窯ピザのランチが始まったり…
ちょっと立ち寄った人も、地元の人もどちらも楽しめる内容盛りだくさんな場所です。
▲ お土産になるハチミツからキャンプで使えるアウトドア・薪ストーブグッズを展示販売しています
▲ 地域ごとに味わいが異なる生ハチミツ「百蜜-ももみつ-」、今シーズン初採取のソメイヨシノ密を試食しましたが、花の香りがすごい!「ハチミツって花から採れたんだ」と実感できるハチミツです。
▲ キャンプ場のコテージでおなじみ、木のランタンシェード(木まぐれ工房さん作)も買えます
▲ 飛騨産業とつくる地産広葉樹を使ったオリジナルの椅子(北軽井沢広葉樹活用プロジェクト)
▲ 薪ストーブの展示とおむすびブックス(本の販売)
▲ この日はドライフルーツ(リンゴ)とドライえのき?を作成中でした
▲ きたもっくの事業を「見せる」役割もこなす洋館、あさまのぶんぶんの木材展示もあります
▲ 石窯で焼いた本格ナポリピッツァはデッキスペース(もしくは森のベンチ)でどうぞ。
景色がきれい、生き物もたくさん
ルオムの森の良いところは、その名の通り「森」。
5月下旬は、きらきら輝く新緑が、本当にきれいで。
ルオムの森で輝く新緑を見上げると「あー、北軽井沢に住んでて良かった」と心の底から思います。
新緑なんて、どこも一緒でしょ?と侮るなかれ。キャンプ場内おしぎっぱの森と異なる点は、ド迫力。
ルオムの森のほうが森として先輩?なのか、ずっしりとした幹にしっかりとした枝振りの樹が目立ちます。落とす木漏れ日も広範囲。思わずあんぐりと口をあけて見とれてしまうほど1本1本に迫力があります。
▲ どっしりとした樹にかこまれた百年の洋館(2021年5月18日撮影)
森にはちょっとした散策路があり、足下には山野草。
▲2017年6月19日撮影
のんびりお散歩していると「カッコウ、カッコウ♪」とカッコウ、遠くの方で「ギョギョシ、ギョギョシ♪」とオオヨシキリ、「ケーンケーン♪」とキジ…とってもにぎやか。
滅多に見ないですが、リスも住んでいるので小さなエビフライが落っこちていることも。
▲ リスが松ぼっくりを食べるとエビフライに!(2016年10月18日撮影)
▲ ごくまれにご本人登場(2016年10月18日・2017年8月8日撮影)
身近な森、気軽に森林浴
ルオムの森へ行くと時間の流れがとてもゆっくりに感じます(私の個人的感想です)。
鳥の声を聞いたり、木漏れ日を眺めたり、森にたたずむだけで、ただひたすらぼーっとできる場所。
それは、百年近くずっとそこに居る「先輩方」が醸し出す、雰囲気がそうさせるのかもしれません。
▲ 洋館は田中銀之助の別荘として大正時代に建てられたそうです
▲ 立派なナラの木は100歳を超しているそうで。
遠くに見える浅間山は、ずっと前からここに居て私たち人間の暮らしを眺めている…
とてつもなく雄大で壮大な時間軸にくらべたら、もやもや考えていた事がちっぽけなものに思えてきて。ちょこまか動く小鳥や風に揺れる葉っぱをながめていると、自然と森を出るころには心がすっきりしています。
問題が解決したわけでなくとも「さ、がんばろう」と活力をもらえると言うか、力みすぎずちょうどよく息が抜けると言うか。
ルオムの森では、目の前に牧草地、酪農家さんのサイロが見えます。人の生活がすぐそばにあって車を降りればすぐそこに百年の洋館がある。
山に登るのも良いけど、飛び抜けたどこか遠くの自然じゃなくて、人の暮らしと隣り合った等身大の自然だからこそ、のんびり、ほっと安心できるのかもしれません。
キャンプ場⇔ルオムの森、道案内
キャンプ場からルオムの森までの道順を紹介します。
▼ キャンプ場出入り口を右へ
カーブを曲がって牧草地沿い下り坂の直線を進む。
▼ 十字路を直進。
▼ 牧草地を横目に見ながら、下り坂を800mほど直進。
▼ ダブルカーブミラーのT字路を右折。
▼ 赤い屋根のおうち(右側にキャンプ場の看板あり)の十字路を左折
▼ 直角カーブを曲がり、道なりに進む
▼ 到着!!(道路右側砂利の駐車場、森の中にも駐車スペースあり)
★おまけに…ルオムの森からキャンプ場へ戻る道中、左手に見えるのは牧草地と赤い屋根の牛舎と浅間山。北軽井沢らしくてお気に入りの景色です。
▲ 2018年9月13日撮影
薪窯で焼き上げる本格的ナポリピッツァ
最近、石窯で焼いたピザを食べられるようになりました。
ピザの販売は金・土・日11時~17時頃(売切れ次第終了)
さらに、湧き水を使った「水出しアイスコーヒー」の販売もはじまったらしい…
車で15分圏内3種類の湧き水からコーヒーに合うお水を厳選して使っているそう。こだわりが詰まっていますね。
イベントいろいろ
予約制のイベントもあります。-ルオムの森スタッフから社内へ送られた共有メールから抜粋した一言コメントをそえています-
◆6/3(木)、10(木)「ずくなし食いしん坊の会ー梅もぎ」
申し込み締め切り:3日開催は31日〆切、10日開催は7日〆切
-キコリ店主が腕を奮う桃源郷ランチが付きます。無農薬梅3キロのお土産付き-
◆6/4(金)、14(月)「本格ナポリピッツァ教室」
-「ピッツァ教室」は、
◆6/6(日)、13(日)、20(日)「ことちゃんと、
朝8時~60分、1000円ワンドリンク付き、当日現地で直接申し込みも可能(土曜キャンプ場に宿泊されるお客様は是非!!)
-ことちゃん先生に教わる「朝たいそう」は、
◆6/13(日)、「木工ワークショップ-本棚作り-」
詳細は、イベントページをご覧ください。
…「乾燥機の中の衣服になってみる」すごく気になりますね。
オンラインショップ&SNS
「遠方でなかなか足を伸ばせない」という方はオンラインショップやSNSがあります。花の香りただようハチミツや特産品の花豆などありますので、のぞいてみてくださいね。
インスタグラム(facebook)で森の様子やイベント情報を発信しています。
★ルオムの森:instagram(@luomu1920)・facebook
★キコリピッツァ:instagram(@kicori_pizza)
おわりに…自然に従う暮らし
「ルオム」とはフィンランド語で「自然に従う生き方」を意味するそうです。
ここ北軽井沢では、寒くて厳しい冬を乗り越えると堰を切ったように新緑、初夏、紅葉…そしてまた長い冬がやってきます。
表情豊かな自然を眺めて、「ルオム」ってなんだろう「自然に従う生き方」ってなんだろう?とぼんやり考えると、また違った目線でいつもの日常が楽しめるかもしれません。
まとめ:日帰りでも見に来る価値のある景色
ルオムの森は入場料がかかりません。(ルオムの森全体は火・水定休)
個人的には、前橋や高崎からであれば日帰りでも見に来る価値のある景色が広がっていると思います。(もちろん、感染症対策をしっかりした上でお出かけくださいね)
スウィートグラスに来場されるお客様は、チェックイン前早く着いてしまったときや、チェックイン後時間があるときにぜひ立ち寄ってみてください。
■ルオムの森■
10:00~17:00(火・水定休)
電話 0279-841733
細かい営業カレンダーはwebトップを、最新の情報はインスタグラム・facebookを確認ください。
★instagram(@luomu1920)・facebook
■キコリピッツァ■
金・土・日営業
11:00~17:00(なくなり次第終了)
※たまに月曜日も営業しています
※テイクアウトもできます
以上、キャンプ場スタッフ つぐつぐがお送りしました。
■■■キャンプ場北軽井沢スウィートグラス■■■
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