きたもっく仕事図鑑35
ぶんぶん祭りの準備をする仕事
あさまのぶんぶん祭りは今年で6回目。地域の資源を活用する部署、あさまのぶんぶんスタッフがルオムの森に集い、普段は見ることが少ない彼(彼女)らの仕事ぶりを体験できるイベントだ。
イベント前日、会場準備は慣れた手つきで進められた。大きな集会テントをみんなで組み立て、来場者が迷わないよう白線を引いて駐車場を整備する。
▼いつもは山や工房で仕事をするぶんぶんスタッフ、みんな総出で会場づくり
イベント初日は雨…普通なら慌ててしまうような状況だが、ぶんぶんスタッフは焦る様子はない。さすが、普段自然を相手に仕事をしているだけあって肝が据わっている。
心配していた客足も杞憂だった。晴天だった去年とくらべると少ないが、雨の中、200人近くの来場。暑いくらいの晴天だった2日目は800人ほど。各ショータイムでは、ときどき歓声が上がり、木工ひろばでは、大人もこどもも夢中になってトントンカンカン。今年もたくさんの笑顔を見ることができた。
きたもっくが行う事業活動は、私たちだけの力では成り立たない。木を伐採させてくれたり、蜂の巣箱を置かせてくれたりする地域の方々。その木材や蜂蜜を利用し、消費してくださる方々がいて初めて、事業活動全体が一つの循環として成り立つ。
感謝の気持ちと、これからも一緒に盛り上げていきましょうという想いを込めて、ぶんぶん祭りはまた来年へと続いていく。
▼ちなみに、撤収も光の速さで終わる。現場で日々危険と隣り合わせの緊張感の中、個々で周りを見ながら働くスタッフたちがなせる技。
イベント当日の様子
今年のハイライトは、新人スタッフが企画した「チェンソー選手権」
▼雨の中行われたチェンソー選手権①丸太三枚下ろし早切り
▼チェンソー選手権②接地丸太切り、ギリギリまで粘る新人を見守るベテラン
▼毎年おなじみの重機バトルショー。カッパに長靴で重機ショーに釘付けになる子たち。
▼2日目はたくさんの歓声が上がりました!
▼木材ワークショップも大盛況▼1日目は雨で中止になった高木剪定ショー、2日目は無事開催
こちらは今年初めての試み、みんなでつくるルオムの森の写真スポット「薪棚看板」
▼最初は向こうが見えていた状態から…
▼薪割り体験でみんなで割った薪を積む
▼イベント終了時には満杯に。1年乾燥させて来年のイベントで入れ替え、小さな循環が目に見えるように
▼こちらも循環がわかるスタンプラリー、達成したら木のマグネットをプレゼント
一緒にイベントを盛り上げてくれた出店者さん、駐車場の整備スタッフさん。
さまざまな方にご協力いただき、たくさんの方にご来場いただきました。ご協力、ご来場ありがとうございました。地域のお祭りとして、末永く。また来年もどうぞよろしく。