3月:北軽井沢の気温と服装、キャンプに必要な装備などまとめ(2024年版)

キャンプ場スタッフのつぐつぐです。

3月のキャンプで心構えしてほしいこと、天候や服装についてまとめました。
▼ ほぼ毎朝:現地の写真を更新中 ▼

おすすめ天気予報サイト

他のサイトで見る場合、「群馬県嬬恋村で見ると北軽井沢の気温に近いです。

雨雲レーダーや風速を見られる「GPV気象予報」もおすすめ。

▼「鶴舞う形の群馬県」、鶴の右翼とおしりの付け根あたりがここ北軽井沢(★のあたり)

GPV気象予報より http://weather-gpv.info/

天気予報は複数見比べて総合的に判断してくださいね。当日だけでなく直近10日間の気温北軽井沢ネットワーク)も参考に。

周辺道路のライブカメラ

  • 軽井沢方面から国道146号を登りきった峰の茶屋付近
    >>>国道146号:峰の茶屋ライブカメラ

  • 軽井沢の町周辺>>>軽井沢町
  • 吾妻管内の道路
    1. 渋川伊香保インターから降りて長野原町へ向かう国道145号バイパス
    2. 軽井沢方面から国道146号「峰の茶屋」付近
    3. 上田方面から国道144号「鳥居峠」
    4. 高崎方面から長野原倉渕線「二度上げ峠」
  • キャンプ場から一番近い北軽井沢交差点>>>北軽井沢交差点ライブカメラ

3月の天気

徐々に春を感じる日差しが増えますが、寒い想定で、「暖かければラッキー」くらいの気持ちで準備をしてくださいね。

▼ 過去の気温グラフ※管理棟に設置している温度計で朝8時~翌朝8時までに計測した最高・最低値

 

【 気温 】

最高気温:10℃前後(中旬以降は15℃を超える日が出てくる)
最低気温:-5℃前後

【 雪 】

今年は、2月下旬から降雪が続き3月5日現在、ひざ丈ほどの積雪があります。春の雪は水分を含んだ重い雪になりがちで、解けるのも早いです。タイミングが合えば、まだ雪中キャンプのチャンスあり!!

【 服装 】

日中は過ごしやすくなりますが、夜はまだ氷点下まで下がります。最大限の暖かい服装でお越しください(テント泊の服装・寝具はのちほど)。特に注意していただきたいのは、足元!!ヒールが適していないのはもちろんのこと、スニーカーでもしんどいです。(ぬかるみや雪で濡れやすく、凍った地面では滑りやすい)ブーツなど汚れに強い・ぬれにくい靴でお越しくださいね。

路面凍結、冬タイヤ必須

スタッドレスタイヤ(なければチェーンを準備の上)でお越しください。※スウィートグラス周辺には、気軽にチェーンを買えるお店がありません。現地調達はできないので必ず事前に準備してください。

※レンタカーを借りる際は必ず冬タイヤかどうか確認してくださいね

【 雪が降ったら… 】

国道など大きな道路は融雪剤(塩カル)がまかれるため、早めに雪が解けます。大きな通りから一本入った細い道路は雪解けが遅く、圧雪やつるつるに凍っていることが多いです。

雪道運転の基本は①急ブレーキ・急ハンドルをしないスピードを出さない。スタッドレスタイヤでも、運転に慣れている地元民でも、滑る日は滑ります。無理をしないのが一番大切です。

心配な人は、軽井沢方面から峠を登るルートよりもカーブがやさしい長野原方面(最寄り渋川伊香保インター)から峠を登るルートの方がおすすめです。

周辺道路のライブカメラを参考に、最新の天気予報を確認の上、通行ルートを決めてくださいね。

地面が荒れやすい!サイト横断禁止

地面が緩くなる冬に特に気をつけてほしいマナーはサイトの横断

宿泊者がいる場合、勝手に区画内に入らないのはもちろんのこと、誰もいない区画も足跡が残りやすくなるため立ち入らないでください。空きサイトを通らずに、回り道でも通路を必ず使うようお願いします。

▼ 昼ついた足跡は、氷点下まで下がる夜間・早朝にはガチガチに凍ります

【テントサイトに宿泊の方へ】「なるべく快適に過ごせる場所へ」と思い、場所の割振りしていますが、天気と気温により状況が刻々と変わります。サイトの変更など、お困りのことがあれば気軽にスタッフまでお声かけ下さい。

シャワー使用不可・炊事棟チョロ出し

寒いと水道が凍るため、冷えないように炊事棟やトイレには暖房が効いています。

【冬期クローズ中の施設はこちら】

  • コインシャワー全面クローズ(セルフ風呂「薪焚きのゆ」を予約いただくか、場外近隣温泉へ)

  • 各炊事棟の鉄板洗い場など外水道(※屋内の水道は使えます)

暖房が効きにくい場所は、水を少しだけ流して凍らないようにする「チョロ出し」で凍結を防ぎます。チョロ出ししている水道を見かけても止めないようにご注意を(-5℃以下まで冷え込む日はチョロ出しを行います)。

【 第1炊事棟 】チョロ出し中は給湯器を停めてしまうため、お湯が使えなくなります(18時~9時頃まで)。お湯を使いたい方はお手数ですが、第2・3・4炊事棟をご利用ください。

【 第4炊事棟 】排水が凍らないように水だけチョロ出しをすることがあります。(こちらは夜間もお湯が使えます)

テント泊はここに注意!

服装、装備

  • 暖房:石油ストーブやこたつ、薪ストーブなど。体の芯まで冷えると服装だけではカバーしきれません。湯たんぽやカイロ、電気毛布もあると安心。

  • 服装:フリースやダウン。ヒートテックなどあたたかいインナーを着る(上下)。足も冷えるのでダウンパンツや暖パンなど必須。-10℃以下になると手は針で刺されたように冷えます。手袋・ネックウォーマー・帽子など忘れずに!!

  • 足元:厚手の靴下、雪解け水で通路がべちゃべちゃになるので登山靴やスノーブーツがおすすめ(荷物に余裕があればさらに長靴があるといい)

  • 寝具:マイナス対応の寝袋(快適使用温度を要確認)、もしくはホットカーペットを使う。底冷えするので、マットは数枚重ねて使用するのがおすすめ。

▼ お客様の冬装備インタビュー記事 ▼

レンタル品もあるので「思ったより寒い!」なんて時は遠慮なく相談してくださいね

【 風速1m/sで体感温度は1℃下がる 】

風が強いと実際の気温よりも寒く感じます。風速1m/sで体感温度は1℃下がるそう。帽子や手袋・ネックウォーマーなど末端を温める装備を忘れずに。冬は強風の日が多いです。設営時風がなくてもペグ・ロープはしっかり張るよう習慣づけをお願いします。

【 ペグが刺さりにくい 

地面は深い場所まで凍っているのでペグが刺さりにくいです。お客さんから「下にコンクリート入ってるんですか?」と聞かれるほど(凍っているだけでコンクリートは入っていません)。アルミのペグは弱いのですぐ曲がります。鋳造ペグ(短め)+重めのハンマーがおすすめです。

撤収時に「ペグがなかなか抜けない」のはよくあること。いつもより、撤収に時間がかかります

ぬかるみ対策:グランドシート必須

11時~15時までの間:凍った地面が解け、水が浮き出てべちゃべちゃになりがち。地面に敷くグランドシート(ブルーシートでも代用可)をご持参ください。※スノコの貸し出しもありますが、数に限りがあります。お客様自身でグランドシートを持参ください。

雪解け水が流れ込んだり、暖房によってテント下の雪が解けたり…冬期は、ぬかるみがなくても防水のシートは必須です。

  • 荷物は直置きせず、棚や踏み台で底上げする

  • 泥汚れ用のタオルを準備する

  • 小さなお子さんがいる場合、着替えは多めに(替えの靴も)

▼ 犬連れの方もタオルは多めに持参ください

【 スノコ 】

1畳の半分ほどのスノコを1サイト4枚まで無料貸し出ししています(チェックイン数が多い場合もう少し枚数制限する場合があります)。お客様自身で各サイトへ運んで頂き、返却までお願いしています(数に限りがあるため譲り合ってご利用ください)。

日没過ぎると急に寒くなる

日が沈むと一気に冷え込む!!時間に余裕を持ってご来場ください

2024年3月1日

  • 日の出6:16
  • 日没17:40

2024年3月31日

  • 日の出5:33
  • 日没18:07

国立天文台:こよみの計算(群馬県吾妻郡長野原町で検索)

冬は晴れていても、霜でテントの外側、結露でテントの内側が濡れます。しかも、日の出が遅いからテントが乾きにくい!!翌日の空きがあればレイトチェックアウト(テントサイト:チェックアウト時刻を15時まで延長1100円)を承れます。チェックアウト前日17時~18時、当日8時~9時の間で申し込みください。

【 期間限定でテント乾燥サービスが復活! 】

スウィートグラスでのテント乾燥サービスがホワイトスタイル期間限定で復活しています。

料金:タープ3300円、テント6600円~
2週間ほどで着払いで発送します

詳細は、現地スタッフまでお声かけください。

ガス缶が気化しない

燃料にも最適使用温度があります。CB缶・OD缶、どちらも10℃を下回るとガスの出が悪く火が弱まったり、つかなかったりします。これからの時期は寒冷地仕様のガス缶を使ってくださいね(売店でも販売しています)。

一酸化炭素中毒には気をつけて!

暖房器具の取り扱いには充分ご注意を。想定外に寒いときは、湯たんぽや電気毛布などレンタル品があるのでスタッフまでご相談くださいね。

▼ こちらも参考に

コテージ・キャビンの冬限定サービス

薪ストーブ用の薪代が宿泊料込み

コテージ・キャビンのお客様は、ホワイトスタイル期間では屋内暖房(薪ストーブ)で使う薪が宿泊料金に含まれています。管理棟から着火剤・マッチ・細薪を。最寄りの薪置き場から薪を。使い放題ではないので、あまったら元の場所へもどしてくださいね。

デッキの時計型ストーブやE-オーブン、焚き火で使う薪は別途購入ください。

薪ストーブは受付時にお渡しするファイルを見ながら使ってください。予習はこちら

【 焚き火をしたい人へ 】

地面が土の場所(駐車スペースなど)で焚き火台を使ってください(焚き火炉・焚き火台があらかじめ併設されている施設をのぞく)。ウッドデッキでは焦げる恐れがあるので禁止です。BBQグリルで焚き火はできません。

【コテージ】毛布2枚目無料・スリッパは持参ください

コテージでは施設備品に定員枚数分の毛布が含まれます。部屋には置いていないので必要な方は管理棟へ取りに来てください

※薪ストーブは夜中に薪を足さないと消えてしまいます。火が消えると毛布だけでは寒いので、寝袋を追加で持参いただくと安心です。

お部屋にはスリッパを置いていません。靴下では寒いので、スリッパはご持参いただくか、売店で購入ください。

カフェ:アサマヒュッテ

場内のカフェ、アサマヒュッテ。冬も毎日営業(10~18時)します!!(※平日の14~15時はスタッフ休憩のため対応できない場合あり)

 

【モーニング】7:30~9:00 毎週日曜のみ

 

【ランチ】10:00~14:00 毎日営業
・ナンドックに焼きたてピザ

【カフェ・マルシェ】10:00~18:00  毎日営業

  • ドリンクやスウィーツ
  • 冷凍のお肉・魚・ピザ・吊るしベーコン・丸鶏などの販売
    ※冷凍のため、解凍時間に余裕をもってお買い求めください

★毎週土曜日の夜のみ~19:30まで延長して営業します!

場内の様子

▼ 最新の情報はこちらも確認くださいね

積雪量や気温は、その年ごとにバラつきがあり、ふたを開けてみないとどんな冬になるかわかりません。2019-2020年の冬みたいに雪が全然積もらなかった冬は3・4月に湿った重い雪がどっさり降ったり。2022年は2月にどっさり降って、3月にもどさっと降って…。

今年は1・2月もジェットコースターのような寒波と春が行ったり来たり。降ってもすぐ解ける状況でしたが、2月25日、3月1日と20cmほどの降雪が続き、5日現在もどっさり積もりそう…。遅れてきた冬(雪)をまだまだ楽しめそうです。

 

周辺の情報

場内のサービスではありませんが、周辺のお買い物・アクティビティ・温泉の情報を載せておきます。

買い物

スウィートグラス周辺ではちょっとしたお買い物しかできません。いろいろ買いそろえたい人は、峠を登る前に買い物を済ませてください。(軽井沢方面ツルヤさんは品揃え豊富でおすすめですが、いつ行っても混んでいます…)

最寄りの買い物(スウィートグラスから車での所要時間)

  • 久保農園(5分:新鮮野菜と少し肉・魚あり)
  • ローソン(5分)
  • セブンイレブン(5分)
    スーパー大津北軽井沢店(5分)は営業していません

営業中の近隣スーパー

【嬬恋方面】

  • サンエイ(20分)
  • つまごいマート(20分)
  • Aコープオアシス店(20分)

【長野原方面】

  • スーパー大津(20分)

【軽井沢方面】

  • ツルヤ軽井沢店(30分)
  • デリシア軽井沢店(30分)

アクティビティ

姉妹施設:車で5分のルオムの森では、石窯で焼く本格ナポリピッツァの販売をしていたり、本屋さんが入っていたり、小さなお散歩コースがあるので散策してみてくださいね。

のんびりよりアクティブに動きたい!という方は、アウルアドベンチャー(有料道路を通って車で30分ほど)、軽井沢プリンス軽井沢の森(車で40分ほど)が近場にありますので、調べてみてください。

温泉

北軽井沢周辺には、15分圏内で数件、さらに足をのばすと草津温泉(車で50分)にも行けます。

■近隣温泉(車での所要時間)
地蔵川温泉(5分)
ホテル1130(7分)
グリーンプラザホテル(15分)
かくれの湯(15分)
・つつじの湯(30分:嬬恋)
・星野温泉(25分:軽井沢)
吾妻峡温泉天狗の湯(30分:長野原町)
川原湯温泉王湯(30分:長野原町)
・【貸切風呂あり】草津一乃湯(50分:草津)
・【貸切風呂あり】塩壺温泉(25分:軽井沢)
※冬期は営業短縮をしている場合があります。事前に営業状況を確認してください。

▼ 初めて来る方は、こちらも参考に ▼

マスク・手洗いなど感染症対策を十分にしたうえでおでかけください

キャンプ場北軽井沢スウィートグラス

3月のスウィートグラス
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