きたもっく仕事図鑑11
バレルサウナを作る仕事

仕事図鑑
ルオムの森で最後の仕上げ

あさまのぶんぶん祭りまでおよそ1ヶ月という会議の席で、目玉として「バレルサウナ」を作る話が持ちあがる。
バレルとは樽のこと。円筒形のため熱や蒸気が自然に循環するのが特徴だ。
とはいえバレルサウナを作るのは、みんな初めて。加工するための刃物を中国から取り寄せるところからはじまる。

壁となる地産のヒノキ材は、2mの長さが約90本。
かまぼこ型のほぞ凸とうけ凹を作る作業は、反りや歪みを考慮しながら1本1本ルーターで彫り上げ、まるで筋トレのようだったと木工担当者。

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息のあった連携で次々と壁を組み上げていく棟梁と紀さん

建築チームやストーブチームも加わり、久しぶりの総出仕事にファクトリーも賑わう。
祭りでの評判も上々で、客足が途絶えない。我が家に一台…と思わせる心地よさ。
祭りの夜は、凍えるスタッフの一番の憩いとなった。

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お祭りでも大人気のバレルサウナ
職種
製材・木工・建築・ストーブ施工
勤務地
あさまのぶんぶんファクトリー