加速する環浅間連携
浅間山を核とした広域観光連携を推進するため、一般社団法人「サイクリング・フェスティバルASAMA」が発足した。
目的は、浅間山の豊かな自然と文化遺産を活かした広域観光ルートを造成し、国内外のサイクリストにその魅力を満喫してもらうこと。
参加団体は、軽井沢、北軽井沢、嬬恋、小諸、御代田など環浅間地域の主要な観光協会で構成され、信州とうみ観光協会もオブザーバーとして参加し連携を強化。
代表理事には、きたもっく代表で北軽井沢観光協会会長の福嶋誠が就任。
法人発足の背景には、各自治体個別の観光施策が抱える、運営コスト増大やオーバーツーリズム等の課題がある。
そこで行政区分にとらわれず、「環浅間」という広域的な視点から連携し、持続可能な観光誘致を目指す。
当面は、浅間山周辺のサイクリングイベントを連携運営し、火山の自然と文化を発信。
これにより生まれる人の流れは、観光だけでなく、自然資源を活用するあらゆる事業活動へと繋がる。