きたもっく仕事図鑑08
庭を描く仕事


ルオムの森で庭づくりが始まったのは昨年の春。
“むかしからそこにあったような、たくさんの生き物がおとずれる庭”、庭師ウッドさんはそんな場所を目指し、今日も草花に目を凝らす。


「ルオムガーデン」の名の通り、自然そのままな庭がテーマ。
大きなカシワの木の下、日陰で水はけが良くない場所はそのままレインガーデンに。するとアメンボがすみつき、シダ植物がよく生えた。雑草も極力残す。
大切な土づくりには森内の落ち葉を使う。自然が自然のままでいられるようその地図を描くのが、庭師の仕事だ。

サラシナショウマ、アヤメ、ノコンギク・・きたかるで馴染み深い新たに迎えた花たちも、自生している草花ととにも揺れている。
森へ続く穏やかな庭園は、季節を越えながら、ゆっくりゆっくり彩りを豊かにしている。

勤務地
ルオムの森「ルオムガーデン」・スウィートグラス「ハーブガーデン」


ルオムの森のインスタグラムでは、ウッドさんのガーデン日誌を不定期更新中。