持続可能な農業を目指して
堆肥勉強会開催

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北軽井沢・応桑農業勉強会による堆肥勉強会が開催された。長野原町の基幹産業である農業や酪農を取り巻く状況は厳しい。肥料や飼料の価格高騰は経営に大きく影響を与え、同時に次世代への継承や育成などにも取り組まなくてはならない。

長野原町は2023年バイオマス産業都市に認定され、農業・酪農・林業そして観光を結ぶ「循環型産業」を目指し始めた。地域の未来のために、既存の産業の枠を越えた高度な連携が必要になる。


本勉強会では、1次産業の基本である「土作り」について、専門家による講義を行った。良い堆肥とはなにか?今まで廃棄されていたものを活用できないか?下水処理残汚泥を農業に活かす取り組みなど、地域の資源を活かした全国の優良事例も紹介された。

きたもっくは地産材による薪や炭の製造をはじめ、おがくずの農業利用などを検証し、地域の産業連携の一翼を担う。農業や酪農は地域の風景をつくる。自立し、持続可能な地域のあり方を、土に触れながら模索していきたい。