真面目に空を飛ぶ

私たちの会社『きたもっく』は、いつまでも真面目な会社であり続けたいと考えています。その真面目さとは、自然に対して、そして人(社会)に対して責任を果たすことであり、それにふさわい理念をもって行動(事業活動)することで示されます。
きたもっくは浅間高原北麓にある小さな会社ですが、まずは何よりも地域社会の活力を生み出すための「生き生きとした労働」の組織化を意識してきました。それは、「生き方を問う」組織(カンパニー)を作る端緒でもありました。その結果、私たちは浅間高原北麓の厳しい自然環境で前向きに生きていく「ルオム」(自然に従う生き方)の理念を必要としたのです。ルオムの思想に底通するのは「未来は自然の中にある」(The future is in nature.)という信念です。

2020年(令和2年)新しい年からどんな未来が見えるのか?不確実で、不安な社会と経済環境を誰もが感じています。この混迷の時代の下でいかにして経済(事業)活動と社会的役割を両立させ、変革の時代の「価値創造」を実現するのか? わが社の真面目さは(自然に対して、社会に対して、地域に対して)貴重な財産であり、武器ともなります。
きたもっくは自らを、地域の多面的価値を磨きだす「地域未来創造事業体」と位置付けてきました。2020年に準備されている事業の数々は小さな会社(自力)からすれば過重ともいえる事業ボリュームです。しかし時代は私たちが飛躍することを求めているのです。少し急がなければなりません。
年間10万人の集客を実現したスウィートグラスは「家族再生」の場づくり事業として再スタートを切ることになります。また、現代社会のとらえどころのない「個」と「組織」の関係に切り込み、個と組織が一体化して新しい関係を見つけ出すための「場づくり」はTAKIVIVA事業としてスタートを切ります。スウィートグラスやTAKIVIVAはコミュニティ「場づくり」事業ですが、一方では地域資源を価値化する事業が並行して進められています。既に事業化に着手している地域の森林資源を多面的に価値化する事業ですが、養蜂業に加えて、日本一の薪製造事業を完成させる取り組みです。

北海道から九州まで全国津々浦々からここに参集する若き精鋭たちの意気高く、自らの生き方を問いつつ、2020年の幕が切って落とされます。浅間高原の大地に根付くことから導かれる素朴さと真面目さは必ずや時代の闇を照らすと確信します。

2020年 元旦 有限会社きたもっく 福嶋 誠

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