7月:北軽井沢の気温と服装、キャンプに必要な装備などまとめ(2021年版)

最終更新日

こんにちは。キャンプ場スタッフのつぐつぐです。

7月のキャンプで心構えしてほしいこと、天候や服装についてまとめました。

(※2021年6月28日に公開した記事を追記、再編集しました)

7月の天気

七夕や海の日、本格的な夏がやってくる7月。北軽井沢の夏は、梅雨明けまで少し蒸し暑く、梅雨が明けカラッとした暑さの8月、お盆過ぎればもう秋の姿が見え隠れ…あっという間に過ぎていきます。

予報にないゲリラ豪雨・雷があったり、ときどき台風が近づいたり…すごしやすい気温になる代わりに天候には注意が必要な季節です。

台風通過直後の森の様子
▲ 2018年7月29日、台風通過後の森の様子

ゲリラ豪雨

7月は、ゲリラ豪雨や夕立はいつ起きてもおかしくないと思っていてください。空が暗くなり、冷たい風が吹いて遠くでゴロゴロ聞こえたら、豪雨&雷がやってくる合図

雨が降っていなくても(たとえ青空でも!)外出・就寝する際は、以下にご注意を。

・窓を開けっぱなしにしない(テントのメッシュ部分も閉める)
・ハンモックやチェアなど濡らしたくないものは取り込んでおく
・戸締りをしっかりする(テントの入り口部分は水が溜まらないように閉めてください)
張り綱は全部張る、タープに水が溜まらないように傾斜をつける

レインコート、長靴、カサ、サンダル、多めの着替えなどあらかじめ準備しておくといいかもしれません。また、雨が降ると「泥はね」でテントが汚れるのでよごれてもいいタオルなども忘れずに。



▲ 2017年7月1日、ゲリラ豪雨の様子

簡易タープ(ワンタッチタープ)は強い雨や強風に弱いです。悪天候時は小さくたたむなど対策が必要になるので持参予定の方はご注意ください。※壊れたタープやテントなど、指定のゴミ袋に入らないものは場内のゴミステーションでは捨てられません(お持ち帰りくださいね)

▼ 雨対策についてはこちらの記事をチェック!

雷の音が近いときは、建物の中、車の中へ避難してください。まれに短時間の停電がおきます。お気づきのこと、困ったことなどは巡回中のスタッフへお声かけいただくか、緊急連絡先へ連絡ください。


▲ 2020年8月21日、場内に2カ所落雷…大きな被害はありませんでしたがWi-Fiルーターが壊れました

台風

キャンプ場に台風が接近すると予想される場合、ホームページトップにてお知らせします。


▲ 2018年7月の台風12号接近時、webトップの様子

◆豪雨・雷・台風後の森で遊ぶときは…

定期的にメンテナンスを行っていますが、予期せぬ事態が起こらないとも限らないのが自然の中で遊ぶということ。おしぎっぱの森で遊ぶ際は、足元や頭上に十分ご注意のもと遊んでくださいね。定期的に場内整備はしていますが、自然相手のためリスクはゼロではありません。お客様自身でも十分注意いただき、お気づきのことはスタッフまでお声掛けください。

熱中症に注意!!

避暑地、北軽井沢とはいえ日が照ると30℃以上になることも(梅雨明けが湿気も残っていて1年の中で一番暑い気がします…)

東京と比べれば過ごしやすいですが日差しが強い日は、熱中症に注意が必要です。トランポリンではしゃいで気づいたらぐったり…と(過去にありました)、特にお子様は意識的に水分補給をするようご注意ください。

運転で疲れていたり、カンカン照りの中テントを立てた結果具合が悪くなってしまったり…お子様だけでなくお父さんも要注意!がんばりすぎず適度に休憩しながら過ごしてくださいね。

テントサイトは場所によって日陰が出来るサイト、出来ないサイトがあります。


▲ 2019年8月8日、大空エリア

直射日光を遮るだけで体感温度が下がるので、タープの準備をお忘れなく(特にデビューサイト・大空サイト・浅間ビューサイトは日差しが強いです)。


▲ タープのレンタルもありますよ

気温&服装

例年の傾向を見てみると、日中25℃、夜間15℃ほどの日が多い

晴れると30℃近くじりじりする日もあれば、雨の日は20℃以下のひんやりな日もあったり。

寒暖差があるので半袖から長袖、上に羽織れるもの、脱ぎ着できる服装がおすすめです。

 

◆テントに泊まる方へ

7月上旬は15℃を下回ることがあります。キャンプ経験がない人はイメージが付きにくいかもしれませんが、「テント泊=ずっと屋外で過ごす」ということ。普段、屋外に居るときは歩いたり運動したり、動いていることが多いですが、テント泊では、ごはんを食べたりコーヒーを飲んでのんびりしたり、じーっと「くつろぐ」時間も多いです。

冬に家でくつろぐとき、ファンヒーターやエアコンをつけて「室内15℃」と表示されたらどんな服装にしますか?

うすい長袖1枚では寒いので、トレーナーやらニットのカーディガンやら着ますよね。

夏、とはいえテントに泊まる方はお守り代わりに薄手のダウンやブランケットなどを持ってくることをおすすめします。(じめじめと寝苦しい暑さの日もたまにあるので、「そんなんいらなかったじゃん」なんて日もあります。だからお守り代わり)


▲ 2017年8月16日、雨やくもりで肌寒く(日中も20℃ほどだった)長袖アウターのスタッフ

日中は日差しが強く設営で汗をかいたり、雨で濡れたりするので、着替えは多めにあると安心です。突然の雨に備えてレインウェア、サンダルなどもお忘れなく

◆コテージ・キャビンに泊まる方

「外気温+5℃」が室温だとすると、暖房がなくてもなんとか過ごせそうです。半袖では肌寒いですが、薪ストーブは「ちょっとだけ温度を上げる」のが苦手。焚けば暑くなるので、服装でうまく調整することをおすすめします。

パチパチ爆ぜる音を聞いたり、ゆらゆら揺れる炎を眺めたい!という方は、夕方・早朝に少し焚いてみてください。

※薪は別途購入、受付時にお渡しするオレンジ色のファイルを見ながら使ってください。予習はこちら

薪ストーブではなく「焚き火」をしたい方は、地面が土の場所(駐車スペースなど)で焚き火台を使用し行ってください(焚き火炉・焚き火台があらかじめ併設されている施設をのぞく)。ウッドデッキでは焦げる恐れがあるため禁止です。BBQグリルで焚き火はできません。

参考になる天気予報サイト

天気予報は2サイトほど見て総合的に判断すると想定しやすくなります。

>>>weathernews http://weathernews.jp

>>>tenki.jp https://tenki.jp/leisure/3/13/70/853/1hour.html

キャンプ場が位置するのは”長野原町”ですが、街中とは標高400mほど差があり気温に誤差が出ます。隣接する”嬬恋村”の方が北軽井沢の気温に近いです。
ピンポイントの情報を知りたい場合、雨雲レーダーや風速を見られる「GPV気象予報」がおすすめです。

「鶴舞う形の群馬県」の鶴の右翼とおしりの付け根あたりがここ北軽井沢(★の場所あたり)

▲ GPV気象予報 http://weather-gpv.info/

当日だけでなく直近10日間の気温も参考に。
直近10日間の気温(北軽井沢ネットワーク)>>>https://kitakaruizawa.net/temperature/
北軽井沢ネットワークでは、キャンプ場最寄りの信号:北軽井沢交差点のライブカメラも確認できます。

ソフトクリームがおいしい季節

太陽が出て暑い日は、アイスやソフトクリームが食べたくなりますよね(あとビールもおいしい!)。場内のアサマヒュッテではソフトクリームを販売しています。

ランチの提供は火・水お休みですが、ソフトクリームは定休日関わらず販売しています
7月22日~8月末は、火・水のランチの提供があります

▲ 暑い日はスタッフもソフトクリームを食べて元気回復…

▲ ナンカレードッグ「なんなんだ」¥972、ランチは7月22日~8月末は無休10:00~14:00

来場時にはアサマヒュッテへお立ち寄りくださいね。

持参される食材は、食中毒にご注意を。魚やお肉を使うなら、クーラーボックスと保冷剤は必須です。
売店ではロックの氷(1袋1kg300円)を販売しています(近々大型の冷凍庫を導入予定、板氷やアイスなどの取り扱いを検討中です)。

▲ 現在販売中の氷は売店入って左手にあります

カラスや猫に食べ物を盗まれないようにも、食材はクーラーボックスの中で保管をお願いします。
ゴミ袋も狙われるので、サイトを少しでも離れるときはフタの付いた箱の中で保管してくださいね)

虫よけ対策忘れずに

7月になると「アブ」が出てきます。パッと見、ハチのような容姿をしていますが、アブはブヨと同じく人の血を吸いにしつこく飛び回ります。蚊取り線香や虫よけキャンドル、虫よけスプレーなど虫対策も忘れずにご持参ください(売店でも販売しています)。

連休は渋滞に注意

海の日以降、夏休みシーズンになると軽井沢方面は交通量が増えます。時間に余裕のある方は、軽井沢方面ではなく渋川伊香保インターから降りて長野原町から峠を登るルートがおすすめです。

国道145号沿いには八ッ場ダムをはじめ、道の駅がたくさんありますし今年4月にオープンしたやんば天明泥流ミュージアムなどなど見所がたくさん。

どこかに立ち寄る際は、感染症対策をしっかりと検温・手洗い・消毒・マスク着用にご協力くださいね。

ルール・マナーを守ってたのしいキャンプを

「キャンプブームでどこのキャンプ場も予約が取りにくくなった」や「マナーを守らない人が増えた」という声をたびたびお客様から聞きます。「イメージしていたのと違う」と、ならないように初めて来場される方はルール・マナーの確認をお願いいたします。

特に「イメージと違う」とたびたび声がある点は、以下の通りです。

 

スウィートグラスは、グランピング施設ではありません。基本的に「自分のことは自分でやる」スタイルです。レンタル品の使い方はお伝えしますが、スタッフがテントの設営を1から行うサービスはありません。レンタル品は管理棟へ取りに来ていただき、管理棟に返却いただきます。ゴミは置きっぱなしではなく、片付けてゴミステーションに捨てていただきます。コテージでもタオルや歯ブラシなどアメニティは部屋に置いていません(忘れてしまった方は売店で販売しています)。

 

みんなで集まって騒ぎたい方には向いていません。22時以降は静かに過ごしていただきます。

 

感染症対策の一環で口頭でのルール説明をなくした分、ルールを理解していなかったりマナーが守られていなかったり…ご来場の際は、宿泊されるみなさまでチェックインの際にお渡しする案内ファイルをよく読み、自分だけではなく周りの方も気持ちよく過ごせるよう配慮をお願いいたします。

スタッフは、快適に過ごすためのサポートをさせていただきます。わからないことや困ったことなどは気軽にお声かけくださいね。

※場内、花火は禁止です。近隣にも花火ができる場所はありません…。水風船を投げ合うおもちゃもゴミが散らばってしまうので禁止しています。あらかじめご了承をお願いします。

▼ 「初めてキャンプするよ」という方はこちらも読んでみてくださいね

場内の様子、木漏れ日が心地良い

最近の場内の様子(2021年6月26日撮影)

6月28日撮影

森で口にたくさんイモムシをくわえてうろうろするクロツグミを発見。どこかに巣があるのかもしれませんね。

クワガタも少しずつ姿を見せはじめました(▼ 6月23日撮影、ちいさなスジクワガタ)

森をお散歩するときは「おじゃまします…」の気持ちで歩くと、生き物たちも姿を見せてくれるかもしれませんよ。

にぎやかで木漏れ日の心地良い森に会いに来てくださいね。

-追記2021年7月15日-

7月10(土)11(日)は、晴れと雨とくもり(ついでに雷)のフルコース。

▼ 7月11日12時で気温29℃!!じめっと半袖でも汗をかきます

▼ 管理棟では、今年もスズメやツバメが子育て中…

▼ テントサイトの様子…林間エリア

▼ フリードッグサイト

▼ 大空エリア

▼ ハンモックサイト・木立サイト

今日(15日)は、雨が降っていますが明日以降は晴れが続きそう。晴れると日中30℃近く熱中症に注意が必要です。

▼ 気温が上がるとアブも元気に飛び回ります。虫除けは忘れずに!!

夜は、17・18℃程度が続きそうです。暖房は必要ないですが、テントの方は薄いフリースやダウンがあると安心です。

▼ 場外の畑では高原野菜の収穫も始まりました。

お出かけの際は、周りの景色もお楽しみくださいね。

周辺の買い物情報

■最寄りの買い物情報(車での所要時間)

久保農園(5分:新鮮野菜と少し肉・魚あり)、ローソン(5分)、セブンイレブン(5分)
スーパー大津北軽井沢店(5分)は今季営業見合わせ
夏期営業の直売所、羽生田農園(5分)は7月15日から営業再開したようです

営業中の近隣スーパー

嬬恋方面:サンエイ(20分)、つまごいマート(20分)、Aコープオアシス店(20分)
長野原方面:スーパー大津(20分)
軽井沢方面:ツルヤ軽井沢店(30分)、デリシア軽井沢店(30分)

▼ 初めて来場する方は、こちらの記事も参考に。

マスク・手洗いなど感染症対策を十分にしたうえでおでかけください
皆様のご来場をおまちしております。

■キャンプ場北軽井沢スウィートグラス■

・7月のスウィートグラス:https://sweetgrass.jp/seasons/07.html
・ブログ:https://kitamoc.com/press100/archives/category/sgblog
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