キャンプ場で南三陸の食材取扱い開始
南三陸との交流は、デロイトトーマツグループの復興支援室室長・吉川さんとの出会いがきっかけだ。吉川さんは震災で打撃を受けた被災地において、復興・再生支援や地域のリーダーを育成する学びの場を創っていたところ、信州大学特任講師・中嶋聞多さんの紹介で「きたもっく」を知り、若い仲間たちとともに北軽井沢を訪ねてくれた。同じ年に、弊社社長も南三陸を訪問。以後、双方の行き来が始まった。震災による復興と、活火山の噴火災害による復興。地震も噴火も、逃れようもなく繰り返される災害だ。両地には、自然の恩恵と脅威の両方から学び、未来を組み立てる素地がある。
今夏より、キャンプ場スウィートグラスでは南三陸食材の取り扱いが始まる。小さくも着実なやりとりを積み重ねて、関係を築いていきたい。