TAKIVIVAで(公社)国土緑化推進機構による企業研修研究会を開催

最終更新日

(公社)国土緑化推進機構による「森林等を活用したSDGs時代の企業研修研究会」がTAKIVIVAで開催された。

コロナ禍による働き方の多様化や、VUCAの時代を迎え組織や企業経営の柔軟さが求められる中、国土の7割を占める森林を活用した企業研修が注目されている。2019年に林野庁・国土緑化推進機構が提唱した 「森林サービス産業」は、サービス産業という形での森林空間活用を提案し、広く国民の利用を促進するものだ。これまでは健康経営の領域が中心に理論・方法論の整理がなされてきたが、企業研修領域での活用については大きな可能性のある領域である。

第1回となった研究会では、企業・教育機関等が参加し、焚き火を軸に人と人の関係性の再生を図るTAKIVIVAを体験した。自伐型林業も行うきたもっくでは、自社山林でのネイチャーツアーやアートワークショップなどの多面的活用も模索している。場づくりと地域資源活用を組み合わせる実践事業者として、今後も各地の先進的取組を行う関係者と研究を重ねていく。