蜂蜜コラボレーション「百蜜×〇〇」
養蜂3年目となる今年、蜜蜂の群れも増えて採蜜量も上がってきたことから、蜂蜜を使った加工品開発を始めた。先頃発売した『梅と蜜蜂の往復書簡』は、採蜜地である耕作放棄地の梅林で採れた無農薬梅のジャム。ヨーグルトソースとしても優秀だが、爽やかな酸味はサンドイッチや鶏ハムにもよく合う。店頭販売・オンラインショップでの売れ行きも好調で早々に売り切れる勢いだ。
北軽井沢・岩田農園の新玉ねぎとにんにく(いずれも無農薬)に百蜜を合わせた万能だれの販売も決定した。梅ジャムを依頼した加工所に相談して、子供も大人も食べられてキャンプのBBQシーンで大活躍するたれを作っている。その他にもミード(はちみつ酒)、クラフトビール、蜜蝋ラップも商品化が決まり秋頃から続々と発売となる。
商品化にあたっての共同開発や、地場産の材料を提供してくれる生産者だけでなく、採蜜地として場所を貸してくれる人とも関係が築かれて蜜蜂のポリネーション(花粉交配)のようにプロジェクトが結実していく。素材にも人にもユニークな背景があるのでストーリーを盛り込んだ北軽井沢名産品として販路拡大を目指したい。