クマも垂涎!
北軽はちみつの一期一会ビール

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栗の花
風で受粉できる栗の花だが、蜜が豊富なためミツバチも多く集まる

クマのプーさんでもお馴染みだが、ツキノワグマは蜂蜜が大好き♡
とりわけ好物なのが栗色をした栗の蜂蜜。
独特の香りやクセがあるが、滋養が高く「漢方蜜」とも呼ばれる。
クマだけでなく妙齢の男性にも好まれ、お酒やチーズと合わせて味わうのもおすすめだ。
そんな栗の蜂蜜を使ったきたもっくのオリジナルビールがある。
熊(Bear)と蜂(Bee)とビール(Beer)をかけて「Beeear(ビーアー)」と名付けられた!

はちみつビール「Beeear(ビーアー)」
甘さというよりコクのあるビール!キャンプとも好相性♡

醸造は同じ群馬県吾妻郡の「四万(しま)温泉エールファクトリー」。
昔から「四万(よんまん)の病を癒やす霊泉」と伝えられる清らかな温泉地にある。
そこで長年地酒の販売をしてきた「わしの屋酒店」が、四万の名水を活かした地酒を造りたいと2011年に立ち上げた。

四万ブルーと称される美しい湖面

一番の課題は「蜂蜜の個性を活かしたビールがつくれるのか?」
主原料である麦芽の風味に負けない味を目指すと、大量の蜂蜜が必要になりコストが合わない。
店主の山田さんが試作を重ね、やわらかい苦みの中に蜂蜜の香りを感じる、爽やかなエールビールが仕上がった。

毎年同じ場所で同じ時期に採蜜しても、決して同じ味にならない百∞蜜(ももみつ)
異なる蜜でつくられるビールの味も、毎回異なる。
山田さんは今つくるビールが今までより美味しくなるよう一回一回醗酵と向き合う。
そこから生まれる一期一会の味わいこそ、地酒の醍醐味であろう。