山から生まれた「木の実ランプ」
SweetGrassのコテージ「ヨッホー」と「ウーフ」には、木の実のようなランプがついている。北軽井沢産のサクラを芯からくり抜いた一点物で、山からダイレクトに生まれたランプだ。
制作は地元の「木まぐれ工房」。これまでにも、身近な山の木でつくるハニーディッパーや、ピッツァプレートを手掛けてくれた。今回のオーダーは「にょきっと生えた枝に、木の実のように光が灯るランプ」というもの。
旋盤を斜めに当てて削り出しているので、正円ではなく歪みのある楕円形になり、見る角度で印象が変わる。縁に樹皮を残したナチュラルエッジで、より自然な仕上がりになった。苦労したのは、枝との接合部分。にょきっと生えた枝に、実った感じを出すのが一番の難関だった。
きたもっくからの無理難題を形にしてくれる頼れる職人仲間。現在、SweetGrassのオリジナルグッズも鋭意製作中で、お披露目が待ち遠しい。