未来へ繋げる「あさまのぶんぶん祭り」開催

あさまのぶんぶん祭り2023

山麓暮らしを豊かにする、山男森女のお祭り

ルオムの森で4回目となる「あさまのぶんぶん祭り」が開催された。
きたもっくの取り組む地域資源活用事業、その取り組みをまずはたくさんの人に知ってもらいたいと始めた山仕事の祭りだ。

木工スタッフと子ども
地域資源活用事業と一括りに言っても、多くのスタッフによって多様な仕事が連携して行われている。
それぞれのセクションのスタッフが話し合い、来てくれるお客さんにどうやったら自分達のしごとに触れながら楽しんでもらえるか、イチから考えて準備をしてきた。
きたもっくの循環事業の根っこを担い、普段はお客さんと接することがないスタッフも多い。
直にお客さんと接し、自分の仕事を伝える経験は貴重な機会となる。

子ども
今年、特に印象的だったのは、子ども達の夢中になる姿をたくさん見れたことだ。
森の工作ひろばで端材から一生懸命に何かを作ろうとする子や、養蜂教室でミツバチの様子をじっと観察する子。
高木剪定や伐倒、重機バトルショーではお父さんお母さんも一緒になって歓声をあげていた。

養蜂イベント
きたもっくの仕事は、未来へ繋げる仕事だということを改めて実感した。
山の木を伐り、木材として形に残す。持続可能な地産エネルギーのインフラを構築する。
自然循環の一部をミツバチとともに担う。
そして、その仕事を次の世代へと伝え、バトンを渡す。

観客席
循環の事業は、今の取り組みを伝えて何世代も先へ残すことで、初めて成立していると言えるだろう。
その昔、祭りが地域の仕事と暮らしに密着し、伝承の役割を担っていたように、ぶんぶん祭りも何年も続くものになっていけたらと思う。

太鼓

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たくさんのご来場ありがとうございました。