『あさまのぶんぶんファクトリー』の船出

『あさまのぶんぶんファクトリー』の関係者向けお披露目式が開催された。2021年7月に竣工したファクトリーは、きたもっくのものづくり拠点としてだけではなく、山と繋がった暮らしや集落のあり方を考える拠点を目指してつくられた。

自社山林の伐採材や地域の残材を運び込み、トラックスケールで重量を計測。仕分けされた材は、薪製造ラインか、地域内で約40年ぶりに新設された製材所に運ばれ、薪や建材、家具材へと加工される。加工された材は、廃材を活かす薪ボイラー式乾燥機で乾燥。最終的な商品化までを同敷地内で完結することができる。
ファクトリーが扱うのは木だけではない。山林の多面的な価値化のもう一つの柱である養蜂で採れる生はちみつも、薪ボイラーの排熱を利用して高品質保管している。

ファクトリーを活かし中山間地域の新しい産業を創造していくには、地域内外の多くの人にきたもっくの循環型事業に参加してもらうことが必須となる。

「私は、そしてきたもっくは、地域の皆様に直接の十分な恩返しはできないと思います。そんな私達が約束できることは、この恩を胸に刻み、次の世代と地域社会の未来のために働くことです。生きて、働いて、きたもっくの事業活動を発展させることで、次の世代に活力ある社会を引き継いでいきます。」

代表が式典挨拶で語った言葉は、地域未来創造事業体としての自覚と責任の宣誓だ。