キタコレ#7
薪窯で焼き上げる「キコリピッツァ」は 食べられるきたもっく!?
きたもっくのグッドデザインコレクション「キタコレ」。
#7は、きたもっくのストーリーを「食べる」という最もリアリティのある方法で表現した『キコリピッツァ』です。
「きたもっくを食べる」デザイン
きたもっくが取り組む地域循環のストーリー、そして浅間高原の豊かさを「食べる」という最もリアリティのある方法で伝えたい。
地域で飲食店を営んでいた料理人と手を組み、石窯で焼く薪焼きピッツァに行き着いた。
材料も調理もシンプルだからこそ、こだわりたい
ピッツァの生地は小麦粉・塩・イースト、そして水のみ。
水は地域で一番の美味しさと言われる集落の湧き水を使う。
湧き水が美味しいということは、水が蓄えられる山林が健康だということ。
広葉樹が中心の山林では適切な計画に基づいて伐採を行い、伐った木は薪となり、群馬県前橋市の増田煉瓦株式会社と協業して製作した特製石窯で焚かれる。
石窯のプロが認めた高品質な広葉樹薪によって高温で一気に焼くことで、中はモチっと外はパリッとした、耳まで美味しいピッツァになる。
牛も蜜蜂も一枚のピッツァにつながっている
木を加工するときに出るおが粉は、北軽井沢地域の主要産業である酪農家に渡り乳牛のベッドとなる(試験中)。
朝搾りたての牛乳を受け取り、自家製のモッツァレラチーズを作る。
フジやクリが豊富な山林では植生循環を促す養蜂を行い、湧き水を飲んで育った蜜蜂が作る野性味の残る生はちみつは、新鮮なチーズと最高の相性だ。
そうやって焼き上げられる極上の「クアトロ・フォルマッジ」を、浅間高原の自然そのままの森が残る『ルオムの森』のテラスで食べる。
森に目をやると蜂箱の周りをぶんぶんと蜜蜂が飛び回り、循環のストーリーに自分が加わったことを実感できる。