楽しみながら実践!手の届く身近な循環の形とは
きたもっくが実践する循環の仕組みを、自分たちのフィールドを舞台にして、お客様も巻き込んだ形で表現したい― 。あさまのぶんぶんが生産者側とすると、消費者側にあたるキャンプ場、タキビバ、ルオムの森でできることは何だろうか。
数年前から、身の回りにある資源を見つめ直す参画型の取り組みを「循環プロジェクト」と称し、節水、自然エネルギーの活用、植林などを実施している。今年は「食」に着目、挑戦中だ。
人も自然も無理なく続けられる関係を目指して
6月、20kg分の梅と自社製はちみつで、梅シロップや梅酢をスタッフが仕込んだ。アルコールを含まないため、ファミリーや日帰りの方にも◎。現在、アサマヒュッテ・ルオムの森で販売中。


10月には、姫リンゴを収穫、仕込み。こちらも後にアサマヒュッテ・ルオムの森で販売を予定している(タキビバではウェルカムドリンクや食事の一部として活用を予定)。
梅は、養蜂部の圃場としてお借りしている梅林から。ぶんぶんチームと一緒に梅もぎに参加し、1カゴ分を仕込んだ。大量になる梅に対し、微々たる量ではあるが、活動を伝える足がかりにつなげている(一緒に収穫した180kgは浅間酒造へ納品され、はちみつ梅酒になって戻ってくる)。

姫リンゴは、ライラック園に植えられていたもの(今までもマフィンなどに活用していた)。


ライラック園の閉園に伴い、6本の姫リンゴをタキビバへお引っ越し。摘果などのお世話もタキビバスタッフで行い、今年は引っ越し後初めての収穫だったが18kg収穫できた。

捨て方は消費者にゆだねられている
タキビバが夏に実施したサマーキャンプでは、コンポストづくりをプログラムに組み込んだ。
▼底のない箱を土の上に置くシンプルなつくり

各家できっと活躍してくれているだろう(マンションなど土がないおうちは、底付きで作製)。

我が家でも生ごみ処理は、同じようなコンポストをつかっている。きっかけは「焼却処理をするのに、水分の多いごみは火に水をかけているのと同じ」旨のつぶやきを見たことだ。自然に土に還るものをわざわざごみとして出すことにも違和感がある。少し調べたところ、キエーロの存在を知った。
コンポストと聞くと大変そうなイメージだったが、実際は庭に穴を掘って雨が入らないように蓋をするだけ。においもしないし、夏場のごみの出し忘れに絶望する日も減った。最初は「土に埋めるだけでほんとになくなるんか」と半信半疑ながら、数日で土に戻る姿に感動。
▼卵の殻や骨、トウモロコシの芯は分解されにくい、自由研究みたいでおもしろい

長く続けるためには、無理をしないこと。どこかに負担がかかっていると続かない。やりにくさや自分に合わないと感じたら、別の方法を考えたり、やめてしまうのも1つの手。楽しみながらやるのが重要だ。
ひとつひとつに大きなインパクトはないかもしれないが、手を動かさないとわからないこと、やってみることで見える世界がある。興味を持って「知る」だけで、良い方向に動き出すきっかけになるだろう。
今の時代、「どうやってつくられたか」に加え「その後の処理方法を知らない」ものが多い。都会の当たり前を全て、田舎に当てはめる必要はない。逆もまたしかり。その土地に合う、その人に合う方法でできるところから。まずは、北軽井沢に数日滞在してみるだけでも、いろいろな気付きがあるかもしれない。
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