キャンプ場スウィートグラス 大運動会

キャンプ場で運動会?

キャンプといえば、自然の中でのんびり焚火を眺めながら、誰にも邪魔をされず家族や友人と、もちろんひとりでも、自分たちだけの時間を過ごす、というのが醍醐味。でも、たくさんの人が集まって大きなキャンプファイヤーを囲み、輪になって歌いながら踊ったりするのもキャンプの醍醐味だ。

キャンプ場北軽井沢スウィートグラスの秋のファン感謝祭として開催していた「カントリーフェスタ」。毎年参加してくれる人も多く、お客さん同士もスタッフも再会を楽しむ機会にもなっていた。カンフェスで大人気だったのが運動会だ。300人を超える人が参加し最大規模となった2018年まで15年間行われ、その後は大型台風やコロナ禍によって中止。スウィートグラス開業30周年の今年9月、お誕生月間の一環として感謝の大運動会が復活した。

キャンプ場の運動会といっても本格的。10時から16時まで、1日がかりのイベントだ。参加したのは4歳の子どもから大人まで。もちろん、今日初めて会う人がほとんど。スタッフが団長を務める2チームに分かれて競技を行い、総合得点を競う。チームでお題にジェスチャーで応える「ミツバチの団結」や、薪をシーツの上を転がして運ぶ「コロ薪出荷レース」など、きたもっくの事業にちなんだ種目も行われた。運動会といえば、外で食べるお弁当の楽しみも忘れない。群馬県民のソウルフード「登利平の鳥めし竹弁当」も登場した。

これまでのファン感謝祭を経て、これからもよろしくお願いしますの想いを込めて、30周年の節目に開催した運動会。2018年の最後の開催に参加した女の子が、小学2年生から中学2年生になって、当時の団長スタッフと同じチームに参加してくれた。普段の生活から離れた自然の中で、みんなで同じ目標に向かって思いっきり身体を動かした楽しさは、何歳になっても忘れない。スウィートグラスに来たら元気が出た!そんなふうに思ってもらえたらと企画した運動会。キャンプ場ができることを、この先もチャレンジし続けることを再確認できたお誕生月間だった。