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あさまの薪

地域資源活用事業部・あさまの薪

薪の製造工場:群馬県長野原町北軽井沢某所

https://asabun.com

暖をとる山男たち

山との豊かなおつきあい

薪は、山暮らしのライフライン

山間の暮らし、そしてキャンプなどのアウトドアに、無くてはならない薪。薪ストーブや焚火には、電気やガスとは別次元の温もりがあります。ぎっしりと積まれた薪棚に、私たちは本当の豊かさを見るのです。

とはいえ、乾燥した薪を必要な時に必要なだけ使うには、手間も時間もかかります。地域の森林を良質な薪に加工し、安定して供給すること。それが後に「地域資源活用事業部」へと発展する「あさまの薪」の最初の使命でした。

手探りの薪作り

かつて浅間北麓一帯は、薪や炭の一大生産地でした。しかし、昭和初期のエネルギー革命(石油・ガス・電気への移行)により、木質燃料の消費は落ちこみ、林業は衰退してしまいます。

約60年放置され、伐期をむかえた山林との関係を回復すること。従来の自然乾燥の場合、約2年かかる薪製造を、事業として成立させること。課題は山積みでしたが、険しくも豊かな山道を登るように、歩みを進めました。

玉切りから薪割りまで自動化した超大型薪割り機の導入。端材薪を燃料とする人工乾燥機の開発など。これらの試みは、経済産業省による「生産性向上設備投資促進税制」の優良事例として評価されています。

宝の山を、保ちつづけるために

木を求めて山に入ると、そこには四季折々の恵みがあふれていました。雪解けとともに山菜が顔をだし、木は甘い樹液をぐんぐん吸いあげます。蜜蜂は花のあいだを飛交い、魚は清流のなかを泳ぎます。長雨が降ればキノコ、秋風が吹けば色とりどりの果実や木の実。寒くなると獣たちは脂肪を蓄え、滋味深い味わいで私たちを心身から満たします。

山の恵みを永く享受するために、今できること。自然にむきあう私たちの姿勢が、本質的な豊かさをもたらすと確信し、山からはじまる産業革命を実践していきます。

養蜂

\ Our mission /

暮らしを根っこから豊かにする、山の産業革命

「地域資源活用事業部」のあゆみ

20144月

地域山主と連携し、地産材の全量買い取りを開始。

7月

薪割り機による薪製造を開始。

20159月

「あさまの薪」ウェブサイト開設。受注販売の開始。

20161月

自動薪割り機「ティンバーウルフ製薪プロセッサー」を導入。

8月

経済産業省「平成26年度補正ものづくり・商業・サービス革新補助金」事業として、『木質バイオマスエネルギーである薪の、高効率製造乾燥プロセスの開発』が認定される。

20174月

薪ボイラーによる短期間の強制乾燥を実現。

11月

アーボリカルチャーに基づく、地域の山林伐採を開始。

20183月

養蜂業を試験的に開始。

5月

ルオムの森で「あさまの薪フェス2018」を初開催。

20197月
自家採蜜の生はちみつ「百蜜(ももみつ)」の販売を開始。

20208月

駒髪山・氷妻山・鼻曲山にまたがる 240ha の山林「二度上山」を取得し、自伐林業を開始。

9月

地域資源活用事業部のポータルサイト「あさまのぶんぶん」を開設。
あわせてルオムの森で「あさまのぶんぶん展」を開催。

百蜜を活用した酒類ブランド化構想が『群馬県6次産業化チャレンジ支援事業』で1位を獲得。

「あさまの薪」の最新情報は、「あさまのぶんぶん」WEBサイトまたはSNSをご覧ください。