「活字」をよすがに活躍する9人を
北軽井沢に招いて初開催する「オーサーレジデンス2025」
浅間山の麓、厳しくも豊かな自然のなかで、彼らは何を思い何を見るのか?
レジデンスの締めくくりに、聞き手を交えたトーク・セッションを行います。
活字になる前の活きた言葉から生まれる「言の葉の焚き火」…
その光が照らす世界を、ご一緒に。
(あいうえお順)
生成AIなどの人工知能が増えてきて、本格的な情報化社会がやってくると、膨大なフェイクニュースも増え、物事の真偽が分からなくなってくる時代へと突入していきます。しっかりと自分の頭で考えて行動していくためにも、文字を書く行為はふと立ち止まって自分の頭で考える時間でもあると思います。本質を見極めながら深く考えよりよく生きていくためにも、文字・活字文化をつむぐ大河の一滴になりたいと思います。
慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科 特任教授
1979年熊本生まれ。医師、医学博士、産業医。東大病院循環器内科助教(2014-2020年)、軽井沢病院(2022-2024年:院長)。2024年現在、慶応大学SDM特任教授。東北芸術工科大学客員教授(山形ビエンナーレ2020 2022 2024芸術監督)、武蔵野大学 ウェルビーイング学部 客員教授、Le Furo : Chief Medical Officer (CMO)などを兼任。「いのちを呼びさます場」として、湯治、芸術、音楽、物語、対話などが融合したwell-beingの場の研究と実践に関わる。著書に『いのちを呼びさますもの』『いのちは のちの いのちへ』(アノニマ・スタジオ) 、『ころころするからだ』(春秋社)、『からだとこころの健康学』(NHK出版)、『いのちの居場所』(扶桑社)、『ことばのくすり』(大和書房)、『山のメディスン』(ライフサイエンス出版)など。
本を読み、考え、話し合う人が増えれば、その人の身の回りから世界は少しずつ良いほうに変わっていく。そう信じて本の仕事をしています。
株式会社NUMABOOKS 代表取締役/株式会社バリューブックス 取締役
1980年生まれ。一橋大学商学部卒。ブック・コーディネーター。株式会社NUMABOOKS代表取締役、株式会社バリューブックス取締役。2012年にビールが飲めて毎日イベントを開催する新刊書店「本屋B&B」を、2017年に出版社「NUMABOOKS出版部」を、2020年に日記専門店「日記屋 月日」をそれぞれ開業。また、東京・下北沢「BONUS TRACK」の運営を行う株式会社散歩社の代表取締役もつとめる。著書に『これからの本屋読本』(NHK出版)『本の未来を探す旅 台北』『本の未来を探す旅 ソウル』『本の逆襲』(朝日出版社)などがある。現在、東京・下北沢と長野・御代田の二拠点生活。二児の父。
自分を売るとき。企画を考えるとき。起死回生を狙いたいとき。相手に正しく伝えたいとき。予算がないとき。どうしても話せないとき。自信が持てないとき。勇気があるときも、ないときも。振り返ってみても、ずっと活字に頼りっぱなしの人生です。
株式会社パラドックス 執行役員
NY州立大学卒業後、株式会社パラドックス入社。ワークショップを重ねながらのワーディングを通じて、企業のコーポレート・採用・インナー・事業領域のブランディングに関わる。近年では、自社メディアの立ち上げに関わり、オンライン・オフラインを越え、個と企業が志で握手をするためのコミュニティ運営も行なっている。
読書より工作が好きな子ども時代でしたが、大人になってから本を読むのも、文章を書くのも好きになり、自分の本を書くことになって、一冊の本を書き上げることの大変さと面白さも知りました。本をきっかけに今回のような思わぬご縁や出会いもたくさんありました。次また本を書くならどんな本を書くか考えてみたいです。
Takram ディレクター/デザインエンジニア
デザイン、エンジニアリング、アート、サイエンスを領域横断するデザインエンジニア。東京大学工学部卒業。プロダクトからサービスまで多様なプロジェクトに携わる。主な実績として「HAKUTO」月面探査ローバー、NHK Eテレ「ミミクリーズ」など。グッドデザイン賞審査員。著書に『コンヴィヴィアル・テクノロジー』。
「この世界には面白い本がありすぎる」と常々思っています。それをみなさんと分かち合うべく本屋をやっています。「森の中でゆっくり本を読みたい」とも常々思っています。
REBEL BOOKS 店主
群馬県高崎市に「退屈に反抗する」という意味を名前に込めた新刊書店REBEL BOOKSを2016年開店。書店を営みながら編集者・グラフィックデザイナー・ライターとしても活動。地域のさまざまなプロジェクトを請け負う「まちの編集社」にも所属。群馬の日常の魅力を伝えるWEBメディア「つぐひ」編集長。1979年高崎市出身。
書いていないときはまあそれはそれでいいものですが、不思議となにかを少しずつ失っているような気持ちになるので、また書いてみているという感じです。書くのはおもしろいです。
家事・育児・執筆
1985年生まれ。宮崎県出身。京都の大学を出て、大阪の企業に就職することが決まっていたが、嫌になって初日に辞退。みうらじゅん氏の追っかけをするために上京。秋葉原でメイドとして働いた後、レコード会社で宣伝業務に従事。2013年2月、漫画を書きはじめる。「講談社プロジェクトアマテラス」にて「ねとらぼ賞」を受賞し、ニュースサイト「ねとらぼ」 にて4コマ漫画「カニ天国」シリーズの連載を開始。しりあがり寿Presents「さるはげロックフェスティバル」に数回出演。その後、出産を機に退社し、漫画家としての活動も休止。しばしのブランクを経て、文章を書きはじめたところ、思いのほか評判がよかったため、初めての著書『沖縄に六日間』を自費出版。「文学フリマ東京」や「日記祭」などのイベントや一部の書店で販売している。最新作は『白夜日記』。現在、二児の母。長野県在住。
言葉は誰にでも開かれた創造的な表現手法であり、活字には印刷・製本などの技術や設備が必要ですが、近年はリトルプレスやジンなど、軽やかに形にできるようにもなってきました。電子書籍も便利で好きですが、紙の本には作り手の存在を感じることができます。愛着を持つこともできます。
株式会社シゴトヒト/日本仕事百貨 代表取締役
株式会社シゴトヒト代表。心地のいい場所には「人」が欠かせないと思い、生きるように働く人の求人サイト「日本仕事百貨」を立ち上げる。グッドデザイン賞など、様々な審査委員を歴任。東京・清澄白河「リトルトーキョー」にて、いろいろな生き方・働き方に出会える「しごとバー」や誰かの人生を変えた本を集めた小さな本屋「LIFE BOOKS & JOBS」を企画・運営。2022年から焚き火をかこむ合同企業説明会「かこむ仕事百貨」を手がける。著書『生きるように働く(ミシマ社)』。
大量の本に囲まれたときに感じる圧倒的安心感。いまだに「読む」よりも「囲まれる」ほうが好きで、背表紙を見ているだけで満たされます。
今回、文字ではなく北軽井沢の大自然に囲まれて5日間を過ごすということで、文字を絶たれた自分のうちからどんな言葉が生まれ、紡がれていくのか、とても楽しみにしています。
英治出版株式会社 プロデューサー/編集者
書店員、書店営業を経て編集者。駆け出しの頃、社会起業家という存在に出会い、事業を通して「経済性」と「社会性」を両立させるそのあり方に感銘を受ける。以来、「ソーシャルイノベーション」についてコツコツ取材を続け、人が持つ可能性を解き放つためのコンテンツづくりに取り組んでいる。2023年より英治出版に参画。2024年12月、地域に長く根を張り、世代を超えて持続的な変化をもたらす取り組みにフォーカスするレーベル「土着のイノベーション」を立ち上げる予定。趣味は「本屋活動」。ひと棚本屋「ハタハタショボウ」、家族で運営する私設図書室&公民館「蔵書室ふもと」などを展開。
世界における「新しい組織づくり」に貢献したいという想いから、海外の本を日本語に翻訳したり、日本の先進事例を紹介する英語の本を自ら書いたりしています。時間・空間を超えて実践に繋がる知恵を紡ぐ方法として、「本」というフォーマットには強く惹かれています。
株式会社令三社 代表取締役
人材育成・組織開発のコンサルティング、大手ITベンチャーのHRを経て、2012年よりBtoB SaaSの株式会社サイカの創業に参画、代表取締役COOを務める。2017年に独立し、上場を目指すベンチャー企業の組織戦略の立案・実行、大企業の人材育成や新規事業の立ち上げ等を支援。2021年10月に株式会社令三社を設立、代表取締役に就任。ティール組織・自己組織化などに関する国内外の有識者との議論や、新しい組織運営を目指す企業のサポートを手掛ける。『Signs of the Shift』(著作)、『すべては1人から始まる』(翻訳・監修)、『コーポレートレベルズ』(翻訳)
「活字」をよすがに活躍する9人を
北軽井沢に招いて初開催する「オーサーレジデンス2025」
浅間山の麓、厳しくも豊かな自然のなかで、彼らは何を思い何を見るのか?
レジデンスの締めくくりに、聞き手を交えたトーク・セッションを行います。
活字になる前の活きた言葉から生まれる「言の葉の焚き火」…
その光が照らす世界を、ご一緒に。
浅間山の北麓、標高1,100mに位置する北軽井沢は
北海道に似た気候で、厳冬期には-10℃を下回ることも。
空気が澄み渡り、朝焼けから星空まで壮大な景色が広がる。
道路が凍結しているので、車で来場の際は冬タイヤ必携。
軽井沢駅からは路線バスも運行しています。北軽井沢バス停から会場まで送迎希望の方はご相談ください。
セッション会場:TAKIVIVA(タキビバ)
群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-5647
セッションを堪能するなら、宿泊プランがおすすめ。
会場となる「タキビバ」は、火を囲んで語らう宿泊施設。
参加者たちと言の葉の焚き火を続けたり、
夜には地元の火祭りも予定されてる。
隣接のキャンプ場「スウィートグラス」なら
コテージからテント泊まで選べる。
もちろん、日帰りでの参加もOK。
プラン | セッション会場にそのまま タキビバ宿泊 |
隣のキャンプ場を予約して スウィートグラス宿泊 |
気軽に身軽に 日帰り |
---|---|---|---|
集合日時 | 2月8日(土)12:00 | 2月8日(土)12:30 空き状況により早めのチェックインも可能。 |
2月8日(土)12:30 |
終了日時 | 2月9日(日)12:00 | 2月9日(日)12:00 | 2月8日(土)17:00 |
参加料(税込) | 33、000円 | 8、800円 +宿泊料 | 5、500円 |
参加料に 含むもの |
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宿泊料は施設で異なります。 |
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宿泊場所 | タキビバ 1)ReGo(男女別相部屋) 2)Room(少人数個室) |
スウィートグラス・キャンプ場 1)コテージ(水回りつき) 2)キャビン(水回り共有) 3)テントサイト 事前にキャンプ場の宿泊予約をしてください。 |
なし |
キャンセル料 (セッション・ |
7〜4日前:20% 3〜1日前:50% 当日:100% |
10〜4日前:20% 3〜1日前:50% 当日:100% |
当日:100% |
お問い合わせ | タキビバ:0279-82-5445 9:00~17:00(不定休) |
スウィートグラス: 0279-84-2512 9:30~16:30(水曜定休) |
タキビバ |
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Author Residence 2025 by kitamoc
この企画は「群馬パーセントフォーアート」の支援を受けて、きたもっくが運営しています。